ダイヤモンド・ベスト ポール・モーリア・グランドオーケストラ ベスト
このベスト盤にはお気に入りの“涙のトッカータ”の他に、重要な曲であるDISC1の1、2、3、4、11、12、そしてDISC2の3が全部入っていて、しかも一番欲しかった“涙のトッカータ”もオリジナル・ヴァージョンであるとのレヴューを参考に2年ほど前に購入しています。 私はこの2枚組みから、DISC1の17、18、そしてDISC2の6、8、9、12、14、17、18を除くその他の曲(合計27曲)をほぼ収録順に、でもラストは軽快な“口笛の鳴る丘”で締めて、MDへ録音して(79分弱になります)聴いていますが、とても聴き易くて楽しめるポール・モーリアのベスト盤になりましたよ! でも当時“涙のトッカータ”がヒットした時、人目惚れ?して即買ったシングル・レコードの音に比べて(テープに録音してあります)、何だかビビッと来ないと言うかピアノ(チェンバロ?)の音が角が取れて丸くなってしまった感じで、レコードを聴いていた頃ほど感動しなかったんです。 私の場合そのことが“恋はみずいろ”がオリジナル・ヴァージョンじゃないということ以上に残念に思えました。 とは言え“エーゲ海の真珠”、“そよ風のメヌエット”、“天使のセレナーデ”、“薔薇色のメヌエット”、“蒼いノクターン”などの素晴らしい演奏も楽しめるほぼ満足な2枚組みのベスト盤です。 それにしてもユニバーサル・ミュージックさんには60年代〜70年代にラジオやレコードで音楽に親しんだ方はおられないんでしょうか?? 他の方のレヴューにもあるように、記念すべきポール・モーリアの代表的なヒット曲“恋はみずいろ”をベスト盤において再録ヴァージョンで収録して販売してしまう神経にも疑問が残ります...。
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
クラシック入門にはおすすめ。タイトル通りどこかで聴いた事のある曲ばかりです。ですが、音質、フェイドイン、フェイドアウトなどを考えると最高とはいい難い。曲目もベートーヴェンやバッハ、ラフマニノフなどに偏っている感じがする。価格的には安いので、入門にはうってつけだと思います。良くも悪くも聞いて次第でしょう。
パッヘルベルのカノン / オン・パレード
私にとって「カノン」は甘酸っぱい想い出の曲です。新婚旅行のホテルで流れていた曲の一つなのですが、あれだけ数多くの曲を聞いたはずなのに20年以上経った今でもなぜか「カノン」が耳に残り、「カノン」を聞くと気持ちがタイム・スリップし当時を想い出し、気付くと亭主の顔をまじまじと見つめています。本当に「初心忘れるべからず。」で私にとってはとても有り難い一曲です。
奏者、指揮者が変わると曲のイメージも一掃されてしまいますが20年以上前に一世風靡したイ・ムジチ合奏団、ポール・モーリア・グランド・オーケストラなどが挿入されているのでとても興味深い物が有りました。
特に好奇心が有ったのはイ・ムジチ合奏団で、なぜだか彼らの手に掛かると曲のイメージが聡明になり凛々しくも聞こえます。以外に感じたのはポール・モーリア・グランド・オーケストラで30年前と様変わりしていて、とても可憐で可愛くも聞こえました。他にもクラリネット・アンサンブル等が封入されていて珍しく、魅力的でしたが、ここまで凝っているのならリチャード・グレーイダマンによる演奏も封入されていて欲しかったです。
しかしながら、名奏者ばかりでとても素晴らしいと思います。
Sayonara Concert: Live in Osaka Festival Hall [DVD] [Import]
このDVDの映像はきれいですが、他の方が言っておられるように録音帯域が狭いようで音にメリハリがなく音質はあまりよくありません。
ま〜、安いのでそれくらいのことは仕方ないのかもしれませんが・・・
でも、私の場合ポール・モーリアのコンサートは30数年前に一度行ってから数回行ったことがあり、そのときの情景が甦るようですね。
懐かしい〜!と思われる方なら絶対「買い!」でしょう・・・