Live in Japan (Hybr)
E.C.バンドはバッキングに徹しています。が、そこはEric Claptonのことですから要所ではあのギターが前面に出てきます。しかしGeorge Harrisonのギターも中々のものです。私は城ホールへ3度見に行きましたから、この音源は殆ど3日目のものと思われます。パフォーマンス自体、3日目が一番好かったですから。Old brown shoeで聴けるGeorge Harrisonのギターは感激です。フィンガーピッキングで正確に弾いていますよ。他の曲でもGeorge Harrisonは弾いています。E.C.のストラトに較べてクッキリした音で、派手さは無いものの、味のあるフレーズがポンポン出てきます。George Harrisonのギターはテレキャスターのように見えますが、フリッツブラザース製のブルーズマスター、Roy Bchanannモデルなのです。George Harrisonはマニアックな楽器が好きなようですね。そしてGeorge HarrisonもEric Claptonも楽器を変えても同じ音がします。そんな二人のギターバトル?いえいえ、ほのぼのとした掛け合いが聴く者を嬉しくさせます。
子連れ南の島暮らし―南太平洋のゆるーり子育て体験記
なぜかやすらぐ…楽しくなる…心があたたくなる…
こんな旅本が今まであっただろうか…。
でも、これって、思想書でもあり、哲学書でもあり、育児書でもあったりするよなぁ…。
これがヒトの生きる道ってもんだ!
初めてブックレビューを書きますので、字数制限を気にして上のように書きましたが、まだダイジョウブそうなので、このままもう少し書かせていただくとして…この著者のユニークさとともスゴイ本が世に出たものだと興奮しています。
「思想書でもあり、哲学書でもあり…」などと書くと小難しい印象に受け取られるかもしれませんが、そうではなくて、もう一行一行読み進めるのが楽しくって仕方がなかったです。
そしていつしか癒されている自分を見付けるといった按配です。
著者はイラストレーターらしいのですが、文章も文筆家にはない面白くて美しい感性の言葉(文章としてはちょっとハズしているのかもしれないのですが、その感性が美しく面白いのです)が並びます。子連れ南の島暮らし―南太平洋のゆるーり子育て体験記
「オレンジ色の花を揺らして、優しい風が来た。」
「びっくりの底が抜けた。」
「胸に染み入る美しさ」
「波の音に揺れながら寝ているとーーー」
「いろいろな人の思いが、その黒く深い波間にとけていくように光っていた。」など…。
4歳の娘さんのことを著者は、「四歳の小さな人」と言うのですが、その思想がステキだと思いました。赤ちゃんでも幼児でも、ヒトとしての個人的尊厳を認めているみたいなところですね。
ちなみに彼女のことはいつも「ユメさん」と呼びかけ、ユメさんは著者(おかあさん)のことを「なっちゃん」と呼びかけています。
南太平洋 [DVD]
高校時代に彼女と行った初めてのミュージカル映画、ストーリーは単純ロマンスなものでしたがロジャーハマーシュタインのミュージックにも魅せられ色彩の美しさに魅了されました。
場面の構成や色使いは今の仕事(写真)に少なからず影響を受けたように思われます。
ボケの域に入ろうとしている今、忘れかかってる昔を少しでも取り戻そうと1960〜1970年代の洋画を探しては購入しています。小遣いに限りがあるのでプレミアが付いて高いものは買えませんが手頃なものは中古などでも買っています。同じ趣旨で集められてる方があれば情報交換などしてみたいものです。
吹奏楽決定版101
インストロメンタルが好きな母にプレゼントしました。マーチ、映画音楽、クラシックとありましたが、どれも知っている曲が多くてとても良かったです。母も気に入ってくれました。母はちなみに82歳になりますが、若いときからレコードを買ったりしているほどで、気に入ってくれるか心配でしたが喜んでくれたのでほっとしました。私も聞きましたが良かったです。お気に入りの一つになりました。
南太平洋
20年前、レーザー・ディスクを処分してから見てないが、すべてのミュージカル、もちろん往年のMGMの作品をぶっちぎってのNo1である。日本兵が敵国になっている部分がちょっと面白くないが、とにかくミッチー・ゲイナーの魅力が大爆発している。私自身の恥部として「何故私は人種差別をしてしまうのだろう」とか若い時の疑問も明確に教えてくれた。ロッサノ・ブラッツィーの吹き替えがもう2つとも思うが、オールロケのカメラワークが圧倒的迫力で私自身の辛口評価もぶっ飛んでしまう。この映画に迫るのはただ一つ。サウンド・オブ・ミュージックだけだ。後の全てのミュージカル映画はこの2つの映画の下に膝間就くであろう。