怪盗紳士リュパン (創元推理文庫 107-1 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
アルセーヌ・リュパンの怪盗ぶりを描いた初めての短編集。ジャンルは怪盗ミステリとかいうんでしょうか。
アニメのルパン三世の祖父とはこの小説のリュパンのことです。大胆不敵で高慢でおかしな正義漢でもあるリュパンの性格はルパンにも受け継がれてるなあとわかると思います。
銭形警部に相当するガニマール警部との追い追われる関係のなかに友情のようなものがあってなんかいいです
怪盗らしく口を開けば常識はずれというか大胆なことをいうので、その辺は十分に描かれています。
裁判官に向かって「私は裁判にでるつもりはない」とかいってみたり(つまり脱獄しますからといってる)とかなりキテルキャラクターです。変人かよとおもってたら変装名人であることで悩みもかかえていたりなかなか憎めないやつです。怪盗のくせに純粋なところがあったりして良いです。
百年ぐらい前のミステリ小説のわりに印象としては現代のものと大差ないというのは驚きでしたね。とはいえトリックの古さがやはり目に付く点で星ひとつ減点かなという感じです。驚きの肝ですからね、ここは。
LUPIN the Third 峰不二子という女 BD-BOX [Blu-ray]
デザインが良い
それに尽きますね
せっかくのスピンオフなのだからもっと内容を遊んで欲しかったというのが正直な感想です
なんだかこれでは不二子を主人公にする利点を余り感じない
BOXの値段の安さは素晴らしいです
ルパン三世2 コロンブスの遺産は朱に染まる
今回は結構コミカルなストーリーを楽しめました。
前回同様、話の構成などは良くできていて、銭形&マクリード
のコンビはいい味出してますし、いざという時はきめる所等は
とても良かったです。
ただ、スケールダウンは否めない感じです。前回が映画の一本
みたいな感じなら今回はTVの一本ていう感じでしょうか。
前回が最後には最初の目的からどんどん大事になっていって、
化け物達と戦うハードなアクションが続いたのに対し、今回はあく
まで人間が相手で最初の目的からあまり外れることなく終わって
しまいます。こじんまりとした感じで非常に残念でした。
他に欠点は
・ストーリーが5時間程で終わってしまって非常に短い
・変装アクションが増えたのはいいが、歩かないと敵にすぐ見つか
ってしまうのにかかわらず、近づかないと表示されないのでそれ
までに発見される事が多くなった。
・スリ取れる物が現実的に使用できる物だけで前回みたいなコレク
ションの楽しみが無くなった。
・しゃがみが無くなったので物の影に隠れるといった事が出来なく
なった
・謎解きが簡単すぎるうえに数が少なすぎる。
・前回以上に次元と五右衛門の活躍の場が少なくなり、ウリだった
不二子もたいして活躍しない。
・ボス戦などがほとんど無く、しかもミニゲーム扱いであまり爽快感
が無い。
・・・等です。
ストーリーの良さを今回もゲーム性で落としている感じでしょうか。
今回はストーリーも短いので余計にそれを感じます。
ルパンファンならお勧めしますが、ゲームを楽しむ為に買うなら後
一歩という風に感じました。
ソロギターのしらべ CD付
アマゾンで視聴できたので、思わず全曲視聴しちゃいました。
リアルプレーヤーのサンプルを聞いただけでも結構いい音なので
「これならCDも大丈夫かな」と思い購入したのですが、ちゃんと
したCDプレーヤーで聞くと、もっといい音でした。(あたりまえか)
楽譜どおりに弾くには、まだまだ練習が必要だけど、付属のCDを
BGM代わりに流しています。
実は、結婚式のパーティでこのCDを流したのですが、それがどんぴしゃ
でハマり、下手なCDよりもぜんぜんイケてました。
音、アレンジにはとても満足しています。