プラチナ 9 DISC
普段、いわゆるJ−POP系は聴かないのですが、シングルになっている”みかん”を聴きたいがために手に取ってします。その”みかん”のポジティブ全快な詞的内容はこの混沌としてる時代には映えますね!気持ちも元気も頂ける様で・・。
この曲(みかん)だけ生ドラム(打ち込みじゃない?)は好感が持てる!と言いますか、幾らアイドルな楽曲とは言えデジタル・チックな機械的サウンドだけでは飽きも早いのでは?!
スピード感あるビート力とそれぞれのメンバーの表現力も併せ持っているかの”みかん”はやっぱり素晴らしいと思う。
他楽曲で印象に残ったのが、”私の魅力に、気付かない鈍感な人”にはサウンド的には決して新し目を感じませんでしたが、歌っている光井愛佳の魅力は充分に伝わってきました!メンバー中、あまり印象が薄かった(失礼!!)のですが、この楽曲のこのクセのある声を聴いて・・・変わった!(苦笑)
全体的に曲順にも考慮してる印象は感じますし、配置に聴きやすさがあった。(それぞれの曲の好みはまた別だけど・・)楽曲によって、メンバーの声の艶や表現力によって楽曲それぞれの表情も魅せてくれているかの様―。特にファンでなかったが好感は持てました。
残念な面は・・・とにかくこのデジタルチックな音がウルサイ(笑)し全部を一気に聴き通すには疲れる・・。無駄に騒がしいと言うか・・。もっと生な楽器やストリングス等で音の厚みを丁寧に聴かせてくれたら、もっと違った意味で大衆にアピール出来るのでわ??ギターにしてもベース(シンセ?)も処理の色が濃すぎるために逆に安っぽく聴こえてしまうかも。
ただでさえ軽くポップでキャッチーな志向なのだから、”使い捨て”の音楽、グループみたいな方向性では勿体無い!!と思った。
現在のメンバーの表現力をもっと輝かせてあげるのも作り手の努力だと思う。もっと光るだろうしまだ持っている魅力を全部出している様には思えない・・。と今アルバムでは感じましたが―。
充分、元気☆なのは伝わってきましたよ。
もっと自分たちが持っている魅力を大事にして欲しいかも。
COVER YOU
どんなアーティストでも、一度は出すトリビュートアルバム。
今回はモーニング娘。達がそれにチャレンジする訳ですが、現在のツアーでも既に披露している「どうにもとまらない」や、“リンリンリリン〜♪”をメンバーのリンリンが楽しそうに歌い出す「恋のダイヤル0067」を聴く限りでは、かなり期待できるアルバムになるのではないでしょうか?
阿久悠さんと言えば誰もが知っている日本歌謡界を代表する作詞家。
その代表作の中から現娘。達の魅力を惹き出しつつ融合させる、もしくは表現させる。
過去の名曲にはそうやって歌い継がれてきた物が多々あります。
歌う際も、オリジナルに忠実にこだわるも良し、まったく別の曲にするも良し、要は「歌の可能性は無限にある」という試みこそがトリビュートアルバムの真髄ではないかと。
これは娘。達がただ過去の名曲を歌うだけのアルバムではない。
娘。達による娘。の壁を突破る為の挑戦であり、彼女達が更なる高みを目指す為の大事な一歩でもありますね。
何よりも、自分達が生まれる前の名曲を歌い継ごうとしているモーニング娘。達に、我々は感謝をしつつ聴き込みたいものです(笑)
モーニング娘。 光井愛佳1stソロ写真集 『 愛佳 』
買うか止めるか、かなり迷っていたのですが、レビューを読んで買う決意がつき購入しました。
正直買って良かったです。
笑顔、スタイルは申し分無く、愛佳ファンは満足出来ると思います。
少女っぽい雰囲気と大人な女性の雰囲気が混同してる写真集と感じました。