ジャーヴィス
パルプの時代から大好きなジャーヴィス・コッカー。
髪の毛やっぱり激減してるけど、怪しげで囁くような歌声とシニカルな歌詞は貫禄を増しつつあります。
パルプ時代のエロティックで個性的で破天荒な印象からは抜け出した感がありますが、現代の社会を掘り下げた「新生ジャーヴィス」としての新たな魅力を感じられるかもしれません。
でも、パルプのちょっと変態チックなノリが忘れられない私としてはマイナス★ひとつで…。
ファーザー・コンプリケーションズ
2年半ぶり本作はスティーヴ・アルヴィニに協力を仰ぎ、硬質な米国インディー・バンドみたいな面もあるがそう単純でもない。人生なかなか難儀で複雑でうまくいかんよなとつぶやきながら、攻撃的になったり弱気になったり。だんだん引き込まれそうな味わい深いソロ第2弾。
LIVE FOREVER [DVD]
当時、イギリスのチャートを毎週のようにチェックしていたので
このドキュメンタリーは食い入るように見てしまいました。
特にオアシスのノエルのインタビューが興味深かった。
当時はあまりなにも考えずにオアシスのCDを聴いていましたが
「ワーキングクラスヒーロ」という言葉や、時代を考証する関係者の発言などに、
なぜオアシスの登場があれほど衝撃的でそのスタイルが魅力的に映ったのか
10年越しになんとなくわかったような気がして、自分にとっては見た価値がありました。
「ブリットポップは一過性のお祭り騒ぎだった」という結末ありきで
作られているドキュメンタリーなので、かなり悲観的な分析がされています。
でもイギリスらしいキツイ皮肉とユーモアもあり、楽しんで見れる作品です。
ブリットポップはマイナスな受け止め方で回顧されることの多い流行なのかもしれませんが
とてもパワーのある面白い時期でもあったな〜と思います。