昭和の名人~古典落語名演集 六代目三遊亭圓生 二
以前、図書館でカセットテープで借りました。とても気に入り、MDに録音したのですが、パソコンでCDに焼きなおしても、音質が悪くなるかなと懸念していました。今回ライブで発売されるとネットで知り、もしやと思い予約したのですが、聴いてみたらカセットと同一の音源で大満足です。vol.3の「勘蔵の死」も最高です。願わくは「昭和の名人シリーズ」続編で、牡丹灯籠「栗橋宿」「関口屋のゆすり」(昭和53年7月12日 東京都市センターホール収録)を発売していただけたら、いうことなしなのですが。
僕の学校の暗殺部 (ファミ通文庫)
かなりおもしろかったです。
この作者さんの多作品も読んでみようと思いました。
最後にはどうせあの展開だろ?と思っていると見事外れて、読者を超えるラノベだなと感じて 最後の終わりで涙しました。
続きが気になりますが他の人がいうように人を選ぶ作品である上に1巻からあんなことになってはどう話を続けていくかが作者の腕の見せどころですね。
ネタバレしたくないので色々とボカシてますが気になる方は是非読んで見てください!
ロマンス、バイオレンス&ストロベリー・リパブリック (ガガガ文庫)
主人公がヒロインを救い出すというなんともありきたり話ではあるが、
さすがは深見真。今まで培ってきた構成力や斬新な展開力などは
幾分なく発揮されており、そこに個性溢れるキャラクターを登場させ
物語全体を盛り上げるなど、ありきたりな話を魅力全開のフルコースに変化させる。
彼の作品で中世ファンタジー系のものを読むのは初めてだが、
現代の兵器を上手く魔法などに置き換えて表現するなど変わった所もあり、
その部分などを吟味するのも面白さの一つ。
ヤングガン・カルナバルなどのガンアクション系に代わり
剣戟や弓戦、または魔法による戦闘シーンなどは
新鮮味を感じさせ面白さを倍増させる。そこに深見節満載のストーリーが炸裂。
これ以上のスパイスは必要ないだろう。
十分楽しませて貰いました。
文句なしの星満点。
疾走する思春期のパラベラム (ファミ通文庫)
私は表紙の絵が気に入ったので読んでみたのですが、
個人的にはあまり良い作品ではなかったように感じられました。
話のアイデア自体は面白いと思うのに、
何だかゲームみたいにポンポン設定が出てくるなあ……とか、
台詞が続きすぎて誰が喋ってるのかよく分からない;;
……とか思う所が多々あり、「小説」としてはいまひとつだなーと思いました。
ただ、心理学などの一見難しい題材のわりにスラスラと読める作品であったし、
絵はとても良いので、とりあえず読んでみる価値はあると思いますw