Dear FriendsV
Dear Friendsシリーズは全て持っています。毎回、発売前のリクエストでは「真夜中のドア」をリクエストしていました。今回、リクエストが叶った上、八神純子さん花田千草さんバブルガムブラザーズバンドとのすばらしいコラボレーションも実現され最高の出来上がりとなりました。次回作のコラボレーションを楽しみに期待して待っております。
青春歌年鑑 70年代総集編
10年単位だけでも「60年代総集編」「70年代総集編」「80年代総集編」「90年代総集編」とあります。各々の曲目をみると
60年代:大半は知っているが、のめり込んだ曲はない。
70年代:ほとんど知っている。好きな曲も多数あり。当時、レコードやミュージックテープを買った。
80年代:同じくほとんど知っている。好きな曲も多数あり。
90年代:あれ、知っている曲が半分に減っちゃった。
もし、2000年代が出たら、知っている曲は半分以下だろう。
これをみると、夢中になるのは15才からせいぜい35才までだなあ。
まあ、結婚して子供ができると、そちらのルートで聴く曲も出てくるが。
次は「80年代総集編」を買っちゃおう。
Dear Friends BOX(DVD付)
このBOXのBookletは秀逸。宏美さんのディレクターお三方のコメントからいかに岩崎宏美という存在が特別であり廻りのミュジシャンから愛されているかということと同時に宏美さん自身がいかに歌に対しまじめに向き合い、そしてファンを大事にしてきたのかということがしみじみと分かります。DVDの「ひろみ散歩」は、宏美さんの人柄がストレートに出ており心温まる出来映えです。DF5はどれも素晴らしい出来映え、特に「黒のクレール」と「虹〜Singer」は岩崎宏美が稀代のシンガーであることを証明しています。つのはず誠さんのH.P.(http://www3.point.ne.jp/usu/hiromidear.html)を参考に聴き直すとさらにその素晴らしさが実感できます。最後にこのBOXのCDはいずれも高音質仕様のCDになっており宏美さんの生歌に少しでも近づけるよう配慮されているところが素晴らしい。
あなた‐小坂明子の世界
「もしも私が家を建てたら」、「それが私の望みだった」、「それが二人の夢だった」、「いとしいあなたは今どこに」。実現されなかった女性の夢を切々と歌う。夢の中の自分の幸福を強調すればするほど、その悲しさが一層胸に響く。なにゆえにその夢が破れたのか、一言も語られることはない。水の中にカエルが落ちる「音」をうたいながら、逆に静かさを表現するように、まさに俳句の手法を使ってこの歌は作られている。もしも私が音楽評論家だったら、この作品に5つ星を捧げたい。
ポプコン・マイ・リコメンド 小坂明子
親父がEPレコード持っていて、時々聴いていたので、幼かった当時のあたしに刷り込みされました。
当時はボロい木造の家に住んでいたので、音量を気にしつつ聴いていた姿を思い出します。
あたしは「あなた」って悲しい曲なんだって認識程度で、親父が聞かなくなったら殆ど忘れてしまっていましたが、家を建て替えると聞いた時、真っ先に思い出したのがこの曲でした。
曲の内容が記憶にあったので、ロクでもないこと思い出したと苦笑いしたものですが。
数年後、親父が大半のローンを残してガンで他界した時には堪らなくなりました。
実家で大量のEPレコードやLPレコードの中から、シングルレコードを見つけたので、久しぶりに聞こうと思ったのですが、ビクター製真空管プレーヤーは電源すら入らない状態だったので、その場では聞けませんでしたが、やはり聴いてみたくて「ポチ」った訳です。
ただ、このCDに収録されている歌は、「あなた」のような歌ばかりではないので、違った意味で救われています。
思い出補正もあって☆5つ