正義の味方 DVD-BOX
放送時はあまり話題になりませんでしたが、非常に見やすくて楽しいドラマでした。
中田家に悪の女王として君臨する計算高くドSな姉役の山田優と、その姉に振りまわされる正直者のドMな妹役の志田未来がハマリすぎです(笑)というより出演者全員ハマってます。
最初は主演二人の過剰な顔の演技が鼻につく感じもありましたが、いつの間にか二人の「顔芸」を見るのが週に一度の楽しみになってましたね。
話の内容が非常にライトなのでオチが読めたりもしますが、何も考えず明るい気持ちでサクサク観るには持ってこいの良質なコメディ作品です。
正義のミカタ (集英社文庫)
この作家の小説は始めて読みました。
筋金入りのいじめられっ子を自認する主人公亮太が、大学進学をきっかけに人生のリセットを図るも、入学早々にくじけそうになる。
そこを救ってくれたのがボクシング選手のトモイチで、彼の勧めにより正義の味方研究部なる部に入ることになる。
前半は、負け犬だった主人公の人生がどんどん好転していく展開です。
友達ができ、いい先輩に恵まれ、女の子にも見直され、更に正義を実践する、という楽しすぎる毎日。
しかしこの小説のいいところは、話がここで終わらない点です。
彼はやがて様々な人の裏の顔を知ることになり、正義の限界を知ることになる。
正義を行うとはどういうことか、主人公がとことん突き詰めていく後半は、彼の不器用さにはやきもきながら、妙に納得させられてしまいました。
決してすっきりした結末ではないけれど、読み終わって爽快感があります。
正義の味方 1 (クイーンズコミックス)
聖作品は大好きで結構読んでて、中でもいつも上天気や
すすきのみみずく、サークルゲーム、ペンタゴンなどなど
この人の漫画は考えさせられる程!
クイーンになってから最初に見たと時絵が変わってて吃驚して、
適当??!って思ったんだけど、きっと作者の意向でこうゆうタッチで
描いた作品なんだろうと読んでから思いました。
だって笑いの連続でやられたらやり返す姉の凄まじさ!!
姉のしでかす事は妹にとっちゃ超いやがらせな事ばかりなのに
なぜか周りで起きた数々の姉の名活躍ぶりが表彰されたり、
妹はやるせない感じ。
今の漫画って絵が似てたり話も至って普通で面白くないのばかり。
でも彼女の作品はズバ抜けて奥深い。
こうゆう漫画が好きな私は得だと思う。だってナナとか今時のって
そのときだけのもので、ずっと残る作品にはならないから。