〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法
他にも認知療法の本を買いましたが、
他の本に書いたあったことなども、全部この著書のなかに網羅されています。
現在の認知療法の全てが書いてあるような感じです。
認知療法のベスト・オブ・ブックだと思います。
中でも僕にとっては、脱・虚無主義、完全主義の実施法がすごく力になりました。
完璧主義を壊したいと思う方にはぜひ読んでみてもらいたいです。
いろいろなチェックリストもあって、自分の成長度合いや、いまの自分の状態なども把握出来るのでお薦めです。
僕は、強迫性障害で、行動療法で、強迫行為は無くなったのですが、
完璧主義的な考え方はなかなか変わりませんでした。
でも、この本の実践を通して、少しずつ完璧主義、虚無主義が壊れてきています。
行動療法が終わって、強迫行為を無くした方のアフターケアにもなる本だと思います。
行動療法は行動を。
認知療法は考え方を特に変えてくれるように感じました。
プロカウンセラーの聞く技術
この本は「本当に聞くこと」「本当に聞こうとする意識を持つこと」の重要性を教えてくれている。自分の本棚に常に置いておきたい本の一つだ。なぜなら無意識のうちに聞くことしなくなってしまうからだ。
私は古本屋に一度売ったが、半年後新しく買いなおした。人間関係が上手く行かない時や、しゃべりすぎて自己嫌悪になったときは何度も読みかえしています。
また相手の真意が見えてこない時は自問自答します。「私は本当に話を聞いているのか?」
自分でできる認知行動療法 うつと不安の克服法
メンタルクリニックに通院している私ですが
医者に「薬だけに頼るだけでなく、自分で出来る事があったら教えて下さい」とお聞きしましたら
『認知行動療法』というワークブックがあるのを教えて下さいました
ワークブックは色々とあるようですが、自分にあったものを探し、この本に会う事が出来ました
3か月かけてうつと不安を克服しましょう。というものですがワークブックに書き込むようになっていて
5週目に入りました
書き込む事によって自分の気持ちの整理もでき、客観的に見ることが出来、確認が出来ます
1週間が終わると自分の気持ちに点数をつけれるようになっていて、グラフ化します
自分の気持ちの変化を感じ取ることもでき、私にとってとっても良いものです
本当に良い本に会える事ができました
心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社プラスアルファ文庫)
AC(=アダルトチルドレン)や共依存症からの回復途上にある方にお勧めです。
ACや共依存症から回復する過程では、自身の回復の遅さに地団駄を踏んでみたり、自分だけが悪いのではと自責の念にかられたり、過去に傷つけた人を許せなかったりします。そんな、回復途上にある人に向けて、様々な前向きになれるメッセージが1年366日分綴られています。
ただし、この本を読むだけでは、必ずしも心の癒しが得られるとは言えません。
臨床心理士さんなどのカウンセラーと相談をして自身の心の中のモヤモヤを吐き出していくこと等、問題解決に向けて総合的にアプローチをした上で、この本を利用すると良いと思います。
私自身も、AC・共依存症で現在カウンセリングを受けており回復途上と言えますが、何かある度にこの本を読み返しています。そして、読み返す度に、「自分は自分でいいんだ」と前向きな気持ちになれ、この本に助けられているといった感じです。
なお、この本の中には「〜しましょう」といった記述が多く見受けられます。中にはそういった記述から義務感・圧迫感を受けるという方もいらっしゃると思います。そのような方は、まずはカウンセリングなどを受けて、時期を見計らってこの本を利用なさると良いと思います。