ジャングル大帝(2) (手塚治虫文庫全集 BT 11)
手塚治虫、1928年生まれ、1946年漫画家デビュー、1989年亡、代表作は大人向け漫画では「奇子」「ばるぼら」「むう」少年漫画では「鉄腕アトム」「火の鳥」など多数、「ジャングル大帝」テレビアニメ版は白いライオン王のレオがジャングルを守ってゆくといったお話でしたが、漫画版は随分と違います、レオの成長記ともいえますが、実に様々な事が白いライオンレオに起こります、実に印象深い内容に仕上がっていました。
〈ANIMEX1300 Song Collection シリーズ〉(1)ジャングル大帝ヒット・パレード
いきなりの発売に、すっかり舞い上がってしまいました。冨田勲さん
作曲の虫プロ版「ジャングル大帝」のヒット曲集CDです。
昭和50年代に一度LP盤は復刻されていて、そちらは持ってますが
今まで一度もCD化されてない貴重な音盤です。
安価、しかも昭和40年代発売の初代LP盤のジャケット絵柄に戻し
てある点も良いです。
中でも冨田サウンドの素晴らしさが堪能できる「砂漠の嵐(本当の
原題(サブタイトル)は「砂漠の風」・・・直されてるかな?)は、
お奨めですね。
唯一の難は、オリジナル歌手でない歌が半分くらいある点でしょうか。
交響詩「ジャングル大帝」<2009年改訂版>~白いライオンの物語~(DVD付)
わが家の小さく簡単な5.1サラウンドで聴いてそのすばらしさに驚いた。
藤岡幸夫指揮、日フィルの演奏が、まるで映画を見ているような臨場感で、
広大なアフリカのジャングルや果てしない海にそのストーリーとともに引き込まれてしまう。
人間の強欲とそこに棲んできた動物たちの狭間で翻弄されるジャングルの王パンジャが、
ハンターの罠に捕らえられてしまった我が子を身ごもった妻を助けようと飛びかかり壮絶な死を遂げるところなど、
手塚作品が持つ奥深さを冨田音楽が見事に描き、叙事詩的な壮大なドラマを感じさせる。
わが家にも小学校の子供がいるが、この年頃に聞いた感動はおそらく一生忘れないであろう。
DVDでは英語の字幕も選べるので、是非海外の子供たちにも聞いてもらいたい秀作である。
字幕と綾戸智恵のナレーションはオンオフ機能で考慮されており、楽器ごとの紹介音声や
サラウンドの設定で利用できる音声もあり、充実した内容であると思う。
ジャングル大帝 ~勇気が未来をかえる~ 通常版 [DVD]
手塚治虫の生誕80周年記念で放送されたアニメ。
原作は未読だが、ジャングル大帝の主人公レオがまだ子供の状態で
父や母から自立する時期を題材にしたオリジナルストーリー。
人工的に作られた「ネオジャングル」と呼ばれる島で
本物のジャングルと同様に動物たちが暮らしている中、
自然や動物を支配しようとする人間側と
多少の不安定があろうともより自然な生活を求める動物側との衝突が起きる。
映画「ジュラシックパーク」と同じような設定の人工世界で
よくあるような人間のエゴや自然の大切さを訴える王道パターンだが、
絵は非常に美しいし、見やすい内容なので子供にもぴったりだろう。
ジャングル大帝(1) (手塚治虫漫画全集 (1))
小さいころ、兄に白いライオンはマンガの中だけの話で実在しないと言われた。動物園のライオンは茶色だろうと。大きくなって、そうか、白子なのかと思った。そして最近、白い種類のライオンが実在することをテレビで知った。手塚はあの当時、そのことを知っていたのだろうか。若い方々、ディズニーのライオンキングよりも、こちらが何十年も先に作られたオリジナルです。壮大な物語、本当に世界に誇れる手塚治虫の傑作です。