LOVE BRACE
総評:「最初から最後まで映画みたいなアルバムなんですよ~♪」って華原朋美は喜んでいましたね。最初は2月14日にミニアルバムとして発売される予定がどんどん延期されていってどうなることかと思いましたが、結果オーライといった感じではあります。華原朋美のアルバムは100%小室哲哉が曲を書いてますし、あの粘っこいコーラスも多く挿入されているので、小室ファンの方は大喜びだと思いますね。その露出ぶりは『華原朋美with t.komuro』というユニットだと言っても過言ではありません。このアルバムをリリースした頃が彼女のボーカルのMAXで、後はCDを出す度に音程がおかしくなっていきます。そういった色々な意味でチェックしておきたいアルバムだと思います。
ストロベリーナイト (光文社文庫)
テレビドラマを見てから読んだのが良くなかった。
最初から犯人が分かっている状況で読むのは、ミステリーにとって致命的だった。
だから、謎解きのドキドキはなく、残るのは展開のうまさや、人物造形とかそういうところだけになる。
そういう視点から読むと、ほかのレビューで酷評されている程は悪くはなかった。
人物に奥行きがないのは、いただけないが、筋は面白かった。
驚くほど伸びる!5日間「やる気」改革プログラム
5日間と書いてあるけど1日目はこれをして2日目はこれをして・・・というようなプログラムが書いてるわけではなくテーマを5項目に分けてお2人の考え方やアドバイスなどが書いておられます。予備校講師という世界で長年トップを維持してきたお2人の人生論は読んでいるだけでもやる気が沸いてきます。今の若い子たちがどうやって目標を設定すればいいのかまた目標達成のためにどうすればいいのかなど。また40代という年齢だからこそ書けることであり説得力があります。今人生に迷っている10代、20代の人に読んでほしい1冊です。
七つの黒い夢 (新潮文庫)
人気作家7人による不思議でダークなストーリー。
明るく進む話もあれば、背筋も凍るような結末を迎える話もあり、
七人七色で結構楽しめます。
ただし、7話を収録しておきながら約200ページしかなく、
各々が超ショートストーリーのため、消化不足は否めません。
(「この人、普段はもっと面白い物を書くよな〜」という印象を
抱いた作品もありました。。。)
この価格でこの7人の作品が読める、という意味ではお勧めです。
また、もし気になる作品があった場合は、その作家の長編を
読んでみることを更にお勧めします。