Metals
シングルHow Come You Never Go Thereを聴くと分かる通り前作とは全然違います。
前作は1234、i Feel it All、Past in Presentなどポップで楽しい曲が多かったですが、
今作は前作よりも重たくフォーキーな音作りとなっています。
もちろん、Feist独特のポップセンスもThe Circle Married The Lineなどの曲に見られますが、ポップさは今作には比較的に少ないです。
Cat Powerとかと比べるとかなりポップではありますが(笑)
今作がどんな音か知りたい場合はまずAnti PioneerとHow Come You Never Go Thereを聴いてみてください。
それで気に入れば、あなたに合ったアルバムです。
確かにヒットしそうな曲はないので万人受けするアルバムではないでしょうが、聴いていると落ち着くアルバムです。
長く付き合えそう、そんなアルバムです。
Carnival of Souls [VHS] [Import]
乗用車が橋から河に転落すると云う交通事故で唯一生き残った女性が体験する恐怖を描いたモノクロ映画であり、のちの少なからぬホラー/サスペンス系映画群に与えた影響は大いに注目に値します。そして、当然のことながら本作自身のホラー/サスペンス描写の中には非常に優れたものも見受けられるのですが、其の反面、演出にムラがあるので無用な濃淡が形成されてしまった嫌いも否定出来ません。