マシュ・ケ・ナーダ
ポップなアレンジで親しまれるブラジルのアレンジャ、セルジオメンデスのデビューアルバム。全米にヒットを巻き起こし、ブラジル音楽を世界中に知らしめたアルバム。「ブラジレイロ」などと並んでメンデスの必聴盤。
モーニング・イン・リオ(期間限定特別価格)
全世界大ヒットを記録した前作『タイムレス』に続く、BEPのウィル・アイ・アムとブラジル音楽の大御所セルジオ・メンデスとのコラボ・アルバム第2弾。
ボサ・ノヴァを中心としたブラジル音楽をヒップホップ的アプローチによって現代的にアレンジし直した1枚。ハーブ・アルバートとラニ・ホールをはじめ、豪華ゲストが参加しており聴き所は多い。"Morning in Rio"と題している通り、リオの朝を彷彿とさせる爽やかなポップミュージックを展開している。
ただ自分はヒップホップ・リスナーのため、もっとwill色を出してほしかったというのが正直な感想。もう一捻り欲しかったですね。
同じブラジル×ヒップホップ路線でインスト・アルバムを聴きたい方は、MadlibとIvan"Mamao"Contiによるユニット"Jackson Conti"をお勧めします。知名度は低いですが、かなり良質な1枚です。あとドリカム・ファンでなければ、UK盤の方が安くてお勧め。自分はUK盤を買いました。
アット・ジャズ・カフェ・ボサ・エディション
ボサノヴァですから、ジョビン、ジルベルト、セルジオ・メンデスなどの有名曲、ヒット曲を集めるのは当然として、スタン・ゲッツやローリンド・アルメイダやチャ−リー・バードなどのジャズ勢まで入っている。それに、ブラジルの有名歌手エリス・レジーナ、マルコス・ヴァーリなどの粋なヴォーカルも加えている。ボサノヴァやジャズの入門者向けでもあるけど、BGMで流すのにもいい。何もかも、てんこ盛りに盛り込んだおいしい「ワン・プレート・ランチ」といったところです。
コラボレイションズ
Hip HopやJazzなど、様々なジャンルの様々なアーティストとの共演曲をまとめた1枚。
それぞれのアルバムを揃えるのは手間もかかるし、何よりお金もかかってしまうので、
こういった作品は本当に嬉しい贈り物です。
また曲をただ並べるだけではなく、曲間や曲順も考慮されているようなので、
最初から最後まで違和感なく自然に聴けてしまいます。
オリジナル・アルバムとはまた違った、Jillの「歌」を存分に堪能できる作品だと思います。
(国内盤には各曲の解説がありますので、個人的にはこちらをオススメします。値段は少し高くなりますが;汗)