松葉杖のラガーマン [VHS]
若き日のキムタクの爽やかな青年の姿が見れて良かったです!
内容的には昔の青春ドラマという感じですが、見終わったときには結構感動しました!
キムタクファンなら一度は見ておきたいドラマですね!
雪花草子 (新潮文庫)
この作者はメルヘン風の小説を書くものだとばかりおもっていたら
日本の中世の話も見事に書けるのである。
人々の心情や不可思議な存在が重要な意味を持っていた
時代の、哀しくも美しい御伽草紙。
レモンタルト (講談社文庫)
連作短篇集です。
一話だけ読んだ時にはまた作者お得意の(そして私苦手の)
耽美幻想不可思議ファンタジー筋なんてどうだっていい美しいイメージと文章さえあればいい的作品かと疑いましたが
違いました。きちんと筋もある楽しい小説でした。
とにかく長野さんの描写力は好き。人物とか服装とか食べ物とか小物とか。読みごたえありました。
しかし長野作品をたいてい読んでる身からすれば被虐的なキャラクターが主役はる事が多すぎて疲れる。今回の作品の主人公も色々消耗しながら耐えてます。最終話とか酷くないか?BL小説として読むならここは萌え所なのか?この歳でこういうの読むと吹き出す位劇的で出来過ぎててつまり陳腐で恥ずかしくてしょーがない。若い読者の方にはドキドキの場面なんでしょうか。
こういうエロじゃないエロが書ける人なのになあ。
あとさすがに失神しすぎだ。
相変わらずタイトルは不思議なセンスだのう。
ついでに解説はクソ。解説なんて無しか長野さん本人による後書きでいいのに。
少年アリス
長野まゆみ氏原作の透明感溢れる同名の作品を個性豊かな声優陣で織り上げたドラマCD。
長野氏の描く少年達の瑞々しさを「声」として置き換える試みは十分成功していると思われる。
だが、「目で追って(読んで)」美しい日本語と、「声に出して」美しい日本語には多少の差があって、原作のままの言葉回しでは少々聞きづらいところがあったのが残念に思う。
声優陣が豪華な分、また、原作に思い入れが深い場合は、キャストイメージがあっていないと思われたときにはオススメしにくい。