パラサイト・バイティング 食人草 スペシャル・エディション [DVD]
冒頭から、ホラー定番の美少女のおっぱいとバカップルの登場で、気楽に観れるかと思ったのも、遺跡にたどり着くまででした。そこからは意外なリアルな展開。蔦が人間を襲うという事よりも、その状況下で人間がどうなっていくかをリアルな描写で進めていきます。どうやら、ポップコーン食べながら観るホラーとは少し違うようだ。DVDにはもうひとつのエンディングがありますが。こちらは決まった感がありすぎて良くない。やはり、通常のラストの方が、この後どうなるのか、不安な余韻が残って良い。
The Cable Guy [VHS] [Import]
マシュー・ブロデリックの演じるごく普通の青年が、
ほとんど偏執病のジム・キャリー扮するTVケーブル
配線工事人に執拗につきまとわれて・・・。
ジム・キャリーらしいどたばた落ち着かない
演技は、人によって好き嫌いが完全に分かれる
ところだと思います。
ストーリーとしてはおもしろかったけれども、
自分だったら、こんな人が身近にいたら手におえない。
はやく専門家のケアを受けてくれ!、と落ち着かない
気分で鑑賞しました。
「トンデモ男」を見たい方にお薦め。
太陽の帝国 特別版 [DVD]
公開時映画館で観て、その後VHSで購入した。今DVDで購入しようか迷っている。中国で戦争に巻き込まれた少年が、何とか生き抜き終戦を迎えるまでが描かれる。
上海に住む富豪の息子が日本軍の侵入から逃げ遅れ、一人中国に残される。少年は大人相手に渡り合い、収容所に収容された後もしたたかに生き延びる。彼は飛行機好き少年で零戦のカッコよさに憧れ、日本軍の整備兵と仲良くなったりする。が形勢が逆転しP-51ムスタングが進出し、零戦はこてんぱんにやられる。自分が攻撃されそうになりながらP-51に「P-51! Sky of Cadillac!」と熱狂的なエールを送る。子供に戦争とか政治は関係なく、単純にカッコイイ飛行機が好きなんだ。この映画は政治などの難しいことに関係なく、そんな気持ちを含めた少年の姿を描きたかったのだろう。スピルバーグは自分の少年時代をこの少年に込めているのかもしれない。
この映画の一番のお勧めは主人公の少年が歌う賛美歌(?)。美しいボーイソプラノのアカペラが心に残る。これを聞くためだけでもこのDVDを買う価値がある。