女ぎらい――ニッポンのミソジニー
仕事場で男性の同僚や上司と何となくやりにくいと感じていたところ、この本に出会いました。私が少し救われたと思ったのは、全部が全部、不器用な自分のせいではなさそうだと言うこと。私ひとりの周辺というよりも、社会全体にジェンダーに起因した固定観念があることをミソノジーという言葉を用いて示しています。でも、やりにくさの原因の一部が直接自分からは独立したところにあるとはいえ、では、自分は女であることを念頭に置いて、どう生きていくのかを真剣に考える必要があることに気付かされました。
アニメホットウェーブ
うーん、これは私も聴いたことがあるのですけど、日本テレビ系列の作品で、なかなか他のCDに収録されないアニメの主題歌が多かったかな、という印象が強いです。しかしこのシリーズ全体の合計60曲中に、「輝け!週刊少年アニメ王80's」か「アニメージュ・魔法少女・コレクション」のどちらかに収録されたのが合わせて「16曲」もあるとは思いませんでした。それも受けてこの評価です。
歌手ごとのベストアルバムでは、「Myこれ!クション・仁藤優子」で「1」を、「中原めいこゴールデン・ベスト」で「2」を聴くことができますね。
タイトルの理由は「8〜11」の4曲で、私もここの通称「ぴえろ魔法少女4連メドレー」が凄く印象に残って、その上でその4つ全部が収録された「アニメージュ・魔法少女・コレクション」を買ったわけです。これを買ってその「4連メドレー」が気になった方は、ぜひ「アニメージュ・魔法少女・コレクション」も買うことをお勧めします。
また、「輝け!週刊少年アニメ王80's」でも「12・14・15」を聴くこともできますので、こちらもお勧めしたいですね。
とはいえ、残り8曲もかなり貴重かなと思って、これ以上下げなかったわけですけどね^^;。とりわけ、「赤い光弾ジリオン」「蒼き流星SPTレイズナー」「星銃士ビスマルク」「美味しんぼ」は、収録してある他のCDがなかなか見かけないので、かなり貴重だと思いますよ(^^)。
歌姫~BEST J-POP 1st Stage~
森川美穂さんといえば、後年「夢がMORI MORI」というバラエティ番組で有名になりましたが
80年代後半には、森川由加里さんや森高千里さんと混同されてしまうような印象の薄いアーティスト
だったかもしれません。
けれど、このコンピレーションの収録された、「教室」という曲は隠れた名曲で、
「突然ですが、退学します」というフレーズが、当時話題となった記憶があります。
その頃、私は喫茶店のウエイターをやっていて、一日に2〜3回その店の有線放送で流れていたので
すっかり覚えてしまい、今改めて聴くと、当時の想い出がよみがえってきます。
火曜サスペンス劇場・主題歌集
テレビ朝日「土曜ワイド劇場」に対抗して、24年にわたり放映された2時間サスペンスドラマの歴代エンディングテーマソング集。
初代主題歌、岩崎宏美「聖母(マドンナ)たちのララバイ」の大ヒットを受け、以降、人気歌手によるエンディングテーマソングが定着しました。
様々な歌手によるバラエティに富んだ主題歌が一挙にそろい、通して聴くと非常に面白いです。
これが出るまで、シングルでこつこつ揃えてきた身としては複雑な心境でした。
なお、レコード会社の権利問題で、竹内まりやの「シングルアゲイン」「告白」のみ未収録。
また、放映中にリリースされたので、その時点(「体温/PARADISE LOST」)以降の歌も未収録。
その後5年後に、新たな未収録4曲と「1. 火曜サスペンス劇場フラッシュバックテーマ」を追加、
2枚組みの「火曜サスペンス劇場−主題歌集EX−」がリリース。
またまたシングルで買い足していたので、またもや複雑な心境。マニアなら両方買うべきでしょうが・・・。
天使派リョウ 1 (小学館文庫)
スピリッツの小B6版の方は全巻持ってるのですが、絶版していた為買い直しも出来ず、流石に20年も経つと劣化が激しくなってきていたので、今回の文庫化は凄く嬉しいです!
流石に女性キャラの服装を見るといかにもバブル時代を象徴させて、古臭くも感じますが、とにかく内容が衝撃の連続なので、そんな些細な事はもうどうでも良くなりますね。
特に、14話からの加世さんの登場からが最高に面白いです。もう存在感が強すぎて、主役のリョウが完全に喰われてしまいますが、おそらく原作者も彼女主体で話を動かしていく方が話を作りやすかったのかな、と思います。
とにかく昔好きだった方は絶対今の内に買いです!初めて触れる方にもきっと何か得る物があると思います。