僕たちの洋楽ヒット Vol.9 1976~77
僕たちの洋楽ヒットのシリーズ第9弾は1976年から77年にかけての洋楽のヒット曲を網羅しています。収録曲の中で特にお勧めはTVドラマ「特別狙撃隊SWAT」のテーマとして作られた物をディスコ調にアレンジして全米でヒットした、リズム・ヘリテイジの「反逆のテーマ」です。この曲はあの故・川口浩氏が探検隊長をしていたあの番組でテーマ曲として使用され、現在の藤岡弘、探検隊シリーズでも使用されている曲です。
Wild Cherry
<このバンドの歴史>『一発屋』というひとを小ばかにしたいいまわしは私は嫌いです。このひとたちに失礼です。私はすごく好きですよこのアルバムが。すでに100回以上は聴いてますからね。
アメリカはオハイオ出身の彼等はロブパリッシ中心に1974年に結成されて1981年に解散したバンドです。明らかに『スライ&ザファミリーストン』をベースにしたサウンドが特徴です。奇跡的なヒット曲『PLay that funky music』によりブレイクするのですが、次の作品が続かずバンドは解散します。ロブさんのインタヴーがはっきりとバンドの限界を示しています。
売れたアルバムの次の作品が商業的に失敗に終わるのですが、それに対してロブはこう答えています『オーヴァープロデュース』しすぎてしまうのがおれたちの悪いところなんだ、と。商業的な成功をも伴う適切なプロデュースというのは本当に難しいもの。ついつい力んでしまうからね、売れてしまうと。
<このバンドの魅力とは>アヴェレージホワイトバンド/オハイオプレーヤーズ/ホットチョコレート/ヒートウエイヴ/クール&ザギャングなどを彷佛とさせる音の感触とのりですね。白人のくせにやけに黒い感覚を持っていましたね。日本のバブルガムブラザースと同じポジションですよね。ジェームズブラウンやメシオパーカーなどが好きなかたに特におすすめです。イギリスのハードロックバンドサンダーやダンスマンさんなどが彼等の音楽をカヴァーしています。
永遠の輝きを持つ One shot wonders つまり『一度限りのすばらしき輝き』だったのです。現在はロブさんはDJをしておられるようです。再結成していただきたいものです。んぢゃ
Wild Cherry
G-star entertaimentの期待の☆、maria。ハーフの彼女のラップは英語と日本語が混じっていて時々何言ってるかも聞き取れないですが、すごく良い!!とにかくかっこいいんです!!しかもかわいい!!あんなきゃしゃな女の子から太いかっこいい声がでるのもすごい!!
mariaあんまり出てきてないですが、B系雑誌にたまに載ってたりします。maria大好き!!
Lesson 20 RED WARRIORS 20th Anniversary Box [DVD]
このバンドの魅力は様々あるかと思いますが、私個人としては
SHAKE(木暮武彦)のロックへの羨望や夢といったモノが大きかったように感じます。
個人的には『LESSON 1』が好きですが、世間的には『CASINO DRIVE』以降なんですかね?!
取り柄えずBOXということで既存ファン相手の商品化ですが、
ぜひ初めて聴く新しい一人でも多くの人に音が届くように紙ジャケ単品化を希望しますね!
同時期活躍したSTREET SLIDERSしかり、入手困難状態が続いてますのでね。
しかし、洋楽のように解散した後も売れ続けるってアーティストが極々僅かしかいないのはマテリアルに深みがないからですかね?!
結局バンドブームで数多くのバンドがデビューして今なおってのはBOOWYくらいですもんね?!
RED'Sもプロモーションの仕方いかんでは十分商売できるんですけどね!(笑)
日本のレコード会社の人材レベルの低能振りが今の地盤沈下を招きましたね!!
生活に音楽をアダプトする仕組みを未だに理解できないでいるんですよ(苦笑)
90年代、そのアダプトの間口を<カラオケ>にしたがゆえに一気に衰退していったんですよ!!
「聴く」という本来の鑑賞形態をレコード会社自らが破壊していきましたから!
当然「聴く」に値するクオリティを開発・生産する能力がなかったって話しです。
多くの夢や理想が脆弱なシステムの前に潰されたかと思うと
日本の腐れレコード産業一回潰れろ!って思いますね!(笑)