TAB譜付スコア 押尾コータロー/Blue sky
南澤さんの監修でとても見やすく、しかも分かりやすい楽譜に仕上がっていると思います。
過去の楽譜集も持っておりますが、最高に良くできていると思います。とくにラストクリスマスの楽譜は待ちに待ったものです。でも、難点はこの楽譜のすべてが弾けるようになるのには・・・(笑)
戦場のメリークリスマス [DVD]
私はこの映画がいままで見た中で一番印象の残る戦争映画になると思いました。戦闘シーンがまるでないのですが戦争そのものの醜さが良く見えました。
日本の文化も濃く出ていますが,だからといって日本,一方の立場から見た映画ではないところにとても私は感動しました。
かつて私が見てきた映画はすべて,どちらか一方の方からしか描かれておらず,敵の気持ちは?自分達の反省は?この気持ちが絶えず残るものとなっていたのです。
しかし,この映画は,文化の差などありつつも捕虜と敵国の兵士がそれぞれに対する思いやりを抱いていくと言う話ですから,どちらの気持ちにも入り込めましたし,戦争で仲の良かった友達が死んでいく事に対しての悲しさ,そんなありきたりの戦争映画ではないことによって独特の雰囲気を作り上げていました。
私は日本の戦争映画というと,どこかいつも真実味に欠けているから,迫力に欠けているから,と観る事を避けてきた気がしましたが,この映画は,音楽,演技,セットにしても他の有名な戦争映画に劣らず良かったのではないでしょうか。
この映画は他国の映画祭で絶対に受賞すると思われていたそうですが,出来なかったのは審査員がここまでハイレベルの映画をついに日本も作ってしまったという事への嫉妬だと言われたぐらいの映画です。
他の映画を見てこの映画を見ていただければ,この映画の持つ色というものを,より理解できるのではないでしょうか。
デビットボーイ,ビートたけし,坂本龍一,と豪華な俳優陣と坂本龍一によるあまりにも有名な主題歌によるこの映画,手抜きが全くありません。
ラスト・クリスマス
今織田裕二さんがのドラマのタイトルにもなり、カバーされ脚光を浴びているワムのラストクリスマス。だれもが知っている名盤で、ワムのアルバムなど所有しているひとにはすれば「もうもっている」と言われるかもしれません。しかし、オムニバスの全てがどうなっているかわかりませんがワムの現在発売されているラストクリスマスは全て別バージョンでシングルバージョンは今回のシングルオンリーです。もう別バージョンが主流になった感がありますが、本来ジョージが作ったシンプルなシングルバージョンこそ本家本元のラストクリスマス。是非ラストクリスマス再評価の際、聞いて欲しいです。またジャケットが当時のジョージがアイドルっぽかった可愛い表情でサンタに扮してぬいぐるみをもっているのも懐かしいです。
ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~ [DVD]
TVも雑誌もAKB48に席巻されて、“アイドル戦国時代”なんて言葉を良く聴くようになった2010年
間違いなく一番飛躍したアイドルグループ「ももいろクローバー」の初めての単独ライブDVD。
プロレス的な運営だったり、某動画投稿サイトのヒャダイン氏しかり吉田豪氏しかり
何かとサブカル的な面やバックボーンから語られることが多いももクロちゃんであるし
確かにそういう人たちを引き付ける魅力があることも否定はしない。
けど1曲目の「走れ!」で泣きながら歌う高城れにや、自分たちのためだけに集まって来た観客に
感極まってしまう百田夏菜子の姿を観ると、結局ティーンの女の子たちが夢に向かって頑張ってること以上に
魂揺さぶられるものなんてないと断言できてしまう。
月並みすぎる言葉だけど「観たら元気がもらえる」がこれほど当てはまるものもないかも。
ももクロは現場に行かないとわからない、とは言うけども、このDVDだけにも少女たちの放つ相当な熱量が込められてます。
これが数千円で手に入って数日で家に届くんだから良い時代です。
クリスマス・ソングス
〜I love cinemas 〜シリーズに続くと思われる全編英語歌唱の季節物。やや歌唱がBGM化している部分もあり、前作2枚の映画アルバムと比べると聞き応えという面では少し劣るか?それでも手嶌葵の稀有な歌声でファンなら買って損はしません。しかしゲド戦記歌集→春の歌集→The Rose →虹の歌集→La Vie en Rose →Christmas songs とこれで英語アルバムが日本語と同じ枚数となってしまったので、次回は是非「歌集シリーズ」へ戻り、ややマンネリ化しつつある「癒しの歌姫」から少し脱皮させて欲しい。手嶌葵の歌声は「癒し」という部分も大きな魅力ではあるが、それだけではないポテンシャルがあると思っています。更なる成長をこの人には期待しています!