「シカゴ」 オリジナル・サウンドトラック
映画「シカゴ」のサウンドトラック。映画もいいがサウンドトラックもかなりの上質で、実際に出演している俳優、女優が歌っている曲が多いのが楽しめるところ。キャサリン・ゼタジョーンズの歌に感嘆し、ルネイ・ゼルウィガーの歌唱力に関心させられ、リチャード・ギアの「Razale Dazzle」にふふっと笑わされ、ダニー・エルフマンの「Roxie's Suite」にワオーと思わされ、あっという間にCDを聞き終わるという感じ。全体としてもすっかりジャズCDという趣。

 

Anime That Jazz弐
ヒット・アルバム『ジブリ・ジャズ』をとても気にいったこともあって、「ALL THAT JAZZ」が奏でるこの最新作『Anime That Jazz弐』の発売を楽しみにしていました。ほとんど原曲(アニメ・ソング)を知らないわけですが、上質のジャズを聴かせてくれるに違いないと思ったわけです。

シンガーソングライター&鍵盤奏者の野上朝生が、ピアノ演奏だけでなくドラムやベースの打ち込みというベーシックアレンジを施した音楽を展開しています。野上朝生はかなりの弾き手で、テクニックだけでなく、他のスタンダード曲も聴きたくなるジャズ・ピアニストでした。とにかくこの疾走感は只者ではありません。

ただ、どの曲もアレンジが同じように聞こえるのは残念です。一つ一つの演奏はとても良いのにトータルで聴くと同じ雰囲気の演奏ばかりが流れている、というイメージを持ちました。アップ・テンポの曲ばかりを選曲したこともあり、達者で巧みな演奏なのに、もったいない感じがします。それともこれは打ち込みという手法の限界なのでしょうか。

ラストのスタンダード・ナンバーの「 FLY ME TO THE MOON」のみ、ピアノのソロ演奏でした。個人的にはこれが一番良かったです。アニメ・ソングというアルバムコンセプトからこれだけが異質なわけですが、テンポ・ルバートも自由自在で、野上朝生の巧さを再確認しました。途中でアップ・テンポに切り替えずに、できれば最後までバラード奏法に徹しきって欲しかったですね。次回に期待しましょう、と言う感想でした。

 

オール・ザット・ジャズ [VHS]
ミュージカル映画というのは嫌いである。映画の中で歌や踊りというのをやられると映画というウソを見ているのだというのを自覚させられて興ざめしてしまうし、恥ずかしい。この映画はふんだんにダンスが出てくるが見ていて全然恥ずかしくない。なぜならダンスが虚構の中の虚構であることを初めから前提としているし、ダンス技術が圧倒的にすごい。この映画をひとことで言えば臨死映画と言えるかもしれない。

 

オール・ザット・ジャズ【字幕版】 [VHS]
傑作だ。

主人公の活躍と、死の床での様々な思いを、時系列を複雑に絡めながら描く作品。とは言っても、「実験的」に時系列を錯綜させているのではなく、きちんとストーリーを全面に押し出して制作されている。

主に描かれるのは舞台演出のシーン。この場面は例えば「コーラスライン」のように楽しむことができる。また挿入的に語られるのは映画監督を行うシーン。ここでは「ディレクションとは何か」、「映画の編集とは何か」という側面から楽しむことができる。

やや「怖い」作品ではあるのだが、ぜひとも見て欲しい作品だ。


 

オール・ザット・ジャズ [DVD]
「キャバレー」「シカゴ」などのミュージカルを送り出した
ボブ・フォッシーの自叙伝的ミュージカル映画。
というより、主人公はボブ・フォッシーそのものです。

才能はあるが女にだらしなく、酒と薬におぼれた
いかにも業界人らしい男が、
死を目前にして、魂のミュージカルを作りだす。

ラストにフォッシーが歌いあげる「バイバイ・ライフ」は
圧巻で観る者の目をくぎ付けにします。

虚飾に満ちたブロードウェイという世界の裏側を
素晴らしいダンスと音楽を織り交ぜて描いた
ミュージカル映画の傑作です!


 

オール・ザット・ジャズ [DVD]
 この映画を見たお陰て、今だに「バイバイラブ」を歌いたくなる私です。(その替え歌も)
 ミュージカル映画の舞台裏を見ている気分になる。必殺仕事人のひょうきんで才能豊かな振付師の顔の裏に、どうしようもない孤独を知り、胸が締め付けられる。その妻とその娘のやるせない思いに、ラストダンスとなる「生と死の境目」の舞台化表現に魅了される。(某ピアノ売って頂戴でパロディ化されているが)
 キューブラー・ロスの名前もここで知った。脇役の扱いだが何度も登場して、サブリミナルさながらに話芸の中で、「死」の講義を観客に叩き込むことになるお笑い芸人。彼は「ルーツ」のチキン・ジョージ役であり、「ジーザス・クライスト・スーパースター」の舞台でユダ役として活躍した人物だ。
 主役は「ジョーズ」、死神の女性は「キングコング」。関連作品を脳裏に思い浮かべながら、「映画とミュージカル」「シリアスとコメディ」が入り混じるこの作品。大好きです。
 死期が近づくにつれ顔をあらわにする幻想の中の死神の美女と、死体が納められる時のファスナーが閉じられる瞬間、現実。あの「落差」もたまらない。 

 

オール・ザット・モッズ!
1960年代イギリスで起こったモッズ・カルチャーを巧妙にまとめた一冊。

音楽は,当時のオリジナル・モッズおよびモッズに影響を与えたバンドの紹介から,70年代のネオ・モッズまで幅広く扱っている。日本では無名なバンドまでもきちんと短い紹介文を載せており,さらにはディスコグラフィーにレコード番号も記載してくれている丁寧さ。見たり,読んだりするだけでも,楽しい本だが,レコードを購入したいと思う者には,参考資料になるだろう。
また,巻頭で数ページ扱っているカラー写真の7インチ・コレクションも素敵だ。
もちろん音楽ばかりでなく,モッズ・カルチャーには欠かせないファッションや事件も当時の資料から上手にまとめてある。ズボンやシャツの裁断,髪型の作り方など,ここまで日本語で読めるのも,そうそうないだろう。

60年代英国好き,モッズ音楽好き,特に好きじゃないけれど知りたいなと思う人…そんな人達には持っていてもらいたいお薦めの一冊だ。


 

All That Jazz Trailer



オール・ザット・ジャズ 動画


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オール・ザット・ジャズ 情報


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