哲学カウンセリング―理論と実践
ピーター・B. ラービ氏が、おそらく欧米の哲学カウンセリングと言えるものとそれに類するものを研究し、その成果をまとめたであろう一冊。
門外漢の私には見知らぬ単語が多く、完全に理解しえたとは言い難いが、その考えをおおよそ理解できるように書かれていた。
私の浅い知識では、ヘーゲルの弁証法は2つの対するものがあり、その二つを取り込んで昇華し、一つの高次の結果となる。
ラービ氏は、諸説を弁証法にかけにかけ、自分なりに哲学カウンセリングの、その曖昧な形を確かなものにした。
臨床心理学、とりわけ認知行動に興味を持つ学生には、一つの知識として読んでもらいたい一冊
PRESENT FOR LOVERS
音速雷撃隊のエンディング挿入歌である、「悲しいときはいつも」が入っていたため購入した。しかしシングルアルバムにきちんとインスト(カラオケ)版も入っていたので、あくまでもバックアップとして本CDを購入した。
松田博幸氏の歌唱力は素晴らしいが、現在までメジャーな存在とはなっていないようだ。おそらく我が国の音楽業界の「売り上げ至上主義」の影響だろう。我が国では歌や曲の質の高さよりも話題性が重要視されるため、単刀直入に言うと屑のような歌がより多く売れる傾向にある。これほど胸に響く歌が売れなければ、どんなにいい歌や曲を作っても有名度の高い、歌にすらなっていない若手の歌手もどきの屑歌が売れてしまうのだろう。
いつの時代も、どこへ行っても「本物」は少数派であることを実感。