現代用語の基礎知識 2011年版
元は大判の知恵蔵派でしたが、廃刊になってしまったので、
去年は気分を変えるつもりで日本の論点に行ってみたのですが、
構成が狭すぎる感じで、用語集としては用をなさなかったので、
今年は老舗のこちらにきてみました。
初めてではなかったですが、自分がちょくちょく読んでいた大判の頃と変わらない、
基本的な説明をおろそかにしない編集スタイルに安心感が持てました。
さらに最近の傾向なのか、基本を踏まえた上で、
もう一歩踏み込んでいくという掘り下げ方になっていて、
通り一遍の解説で終わらずに、執筆者それぞれの切り込みも見られ、
いろいろと勉強になりました。
単なる知識ではなく理解に触れる楽しみを、
久しぶりに思いだした気がします。
頻出現代文重要語700―意味別マスター (新版完全征服)
現代文の重要語がテーマ別になっているので、とても覚えやすいです。語句の確認問題もあり、そのほとんどが入試に出たものばかりです。類義語や対義語などの関連事項も書かれているので、飛躍的に語彙力がアップするはずです。
しかし、私は現代文の用語集を買うために何回も書店に足を運び、一冊一冊じっくり考えて検討しました。その結果この本を買いました。私にとってはピッタリの本でも、皆さんには違うかもしれません。ほかの用語集と比べながら、自分に合う用語集を見つけることをお勧めします。