ビートルジュース 20周年記念版 [Blu-ray]
今やハリウッドの稼ぎ頭監督となったバートン監督がその後のバットマンに抜擢されブレイクする布石となった記念すべき作品。当時はビデオがリリースされた時、西川のりおによる吹き替え版で出るなど、完全に色モノ扱いであった・・・。字幕も「インナースペース」の字幕監修ビートたけしにのっかって本作は字幕監修を所ジョージが担当していたことを覚えているものはもう多くないはず・・・。こういう流れを見ると当時は完全に色モノ扱いだったんだなあ。まあ、当時バートン監督と言えばビデオスルーの「ピーウイの大冒険」でデビューした全くの無名監督だったから仕方ないが。ストーリー的にはどうってことのないドタバタホラーコメディだが、その後のバートンの専売特許となるあの独特の色彩感覚が爆発しており、その魅力だけで持っているような作品だ。結局バートン監督は「猿の惑星」とか「フィッシュストーリー」とか色々なテイストの作品に挑戦したが、成功した作品群がチャリチョコやアリス路線ばかりなのを思うと、バートンは結局本作のテイストを拡大再生産しているだけだという感じがしてしまう。そういう意味ではバートン監督の本質が最も色濃く出ている作品だと言えよう。
バートン監督とジョニデと言えばヒット現在ではヒット確実の黄金コンビとなっているが、この時期のバートン監督のミューズと言えば、ウィノナライダーである。何で、ジョニデは起用してウィノナはほったらかしなのか・・・。自分の妻のHボナムカーターばかり起用するならウィノナも起用してやってくれよなあ・・・。本作のウィノナなんか最高なのに。
ビートルジュース20周年記念 特別版 [DVD]
映画が始まっていきなり主人公が死んでしまうというとんでもない映画。
それもそのはず、死者の生活を描いたものだから。
死後にどんな生活が待っているかといえば、もう生きてる時と全然苦労する事に変わりないじゃないのって。
死後の生活がティム・バートン監督の独特の世界観でダークでナンセンス。
ちょっとホロッとしたりエンターテイメントな作品です。
ビートルジュース [DVD]
芋虫のお化けみたいな怪物はリンチの「砂の惑星」へのオマージュである。ジーナ・デイビスは大柄な女性で脚も大きい。ウィノナのデビュー作「初恋メモリー」のレビューはボツにされたが14歳、涙が出るほど純真で可愛い。ブラスバンドでクラリネットを吹いてるもてない女の子。まだ穢れを知らないイノセンスの化身。この映画でも変な娘を演じるが独特な台詞回しが印象的。ウィノナはヒッピーのコミューンで育ち正規の教育は受けてないらしいがヒッピーにはインテリが少なくなく頭は悪くなく独特な感性の持ち主。やはりアウトサイダー的なジョニー・デップと婚約したが解消している。「ソウル・アサイラム」のボーカルとも噂はあったがアサイラムが落ち目で一時的なもの。プライベートなことはよく知らないし知りたくない。
Beetlejuice: Original Motion Picture Soundtrack
やっぱりイイですね!!ビートルジュースのメインテーマも・・・途中流れてくるハリー・ベラフォンテの歌も・・・。 80年代の映画がいっぱいつまったCDや、ハリー・ベラフォンテのCDをバラバラに買ってもよかったんでしょうけど、映画を見ている人間にしたら、やっぱり映画の中のいろんな曲を一枚で楽しみたいんですよ!と思って、ずっと探してました。
USJでミュージカルにもなってるくらいだから、もっと出てるのかと思ったんだけど・・・そんなことなかったのね。私にとっては、お宝な一枚です。嬉しいから、三回呼んじゃうよ〜〜〜!ビートルジュース!ビートルジュース!!ビートルジュ・・・やっぱやめよう。