お願いジュンブライト
表題曲の「お願いジュンブライド」をはじめ、三曲とも「八十年代のアイドル曲」のような印象を受ける楽曲でした。牧野さんの綺麗で可愛らしい声に非常にマッチした曲調だと思います。
前述の通り曲調が世代違いを感じる部分のあるものなので、最近の音楽が好きな方にはちょっと合わないこともあるかもしれません。が、しかし、そんな中でも、やっぱり牧野さん特有の「声」は非常に映えているので、ファンなら買って後悔は無いでしょう。
特に僕の場合はカップリングの「Merry−go−round」に強く惹かれて購入を決めました。雰囲気出てて素晴らしかったです。
僕はDVDに興味を持たなかったので通常版ですが、そのあたりはお好みで選んで良いレベルだと思います。そりゃそうですけども。
ちなみに、三曲目の「う・ふ・ふ・ふ」は僕の母が若いころにCMで流れていた曲のカバーだそうです。なるほど、八十年代のイメージはあながち間違いでは無かったみたいで。
牧野さんと言えばバラード調の透き通る曲! というイメージを持った方も多いかと思いますが、こういった風味の可愛らしい曲もまた違った魅力があって良いものと思います。instrumentalが「お願いジュンブライド」だけというちょっと中途半端さを感じる面もありましたが、コストやファン補正も込みで、☆5をつけさせて頂きました。
オリジナル版 懐かしの青春ドラマ主題歌集 2
最近のドラマってオシャレな曲ばっかりで主題歌って気がしません。その点70年代のドラマはドラマのための主題歌って感じでうれしいですね。中でも『ハレンチ学園ソング』は珍品中の珍品!バカバカしくって楽しくて。できればシングルB面の『男15はハレンチ仁義』も入れて欲しかったけど、次の機会にってことで。とにかく『ハレンチ学園ソング』!これだけでも買いですよ!
おくさまは18歳 コンプリートDVD-BOX(上巻)
TBSの名演出家として名高かった久世光彦氏逝去のニュースに隠れ、新聞の片隅にひっそりと掲載されていただけであったが、今作の主要脚本家であった佐々木守氏が亡くなった。40歳以上の年齢の方なら、氏の名前に記憶がなくても、今作や「柔道一直線」そして、「ウルトラマン」で、彼の作品世界に触れていることと思う。このドラマに夢中になっていたのは11歳の頃だが、同時期、両親が観ていた「お荷物小荷物」の、破天荒で逸脱したドラマ展開に、子供心に感服しながらも(イヤなガキだね〜笑)、その脚本が"佐々木守"の手によるものだと知り、私の中では、映画やドラマのスタッフの中で最初に記憶した名前であった。その後、氏が、大島渚を中心とする創造社の一員で、実は、当時、日本映画界で最も尖鋭的な脚本家のひとりだった事が分かり、おおいに驚いたものだ。「おくさまは18才」は、真の意味で、当時日本で人気の高かった「奥様は魔女」や「じゃじゃ馬億万長者」といったアメリカ得意のソープ・コメディにしてシュチエーション・コメディを凌駕した、ドラマ史に残る傑作だと思う。岡崎友紀と石立鉄男が、毎回ブラウン管狭しと、飛び跳ね、躍動し、寺尾聡、富士真奈美、森川信らが右往左往するさまは、予定調和と思いながらも、ついつい引き込まれてしまう。岡崎友紀は、日本に於ける多分最初で最後の名コメディエンヌと呼んでいい。
お願いジュンブライト(初回限定盤)(DVD付)
CMでいいな〜って思って検索して買いました。CMで流れるサビの部分は1分半ぐらいからですが、ジュンブライト(結婚する時期として定番の?6月)にちなんだ歌なので、結婚式で流したらすごい感動しちゃうんだろうなってイメージしつつ聞くと涙が出そうになってしまい、何度も聞いてしまってました。今のところ買った今年の曲ではベストです!ほかに収録されている曲も彼女の人柄をしのばせる温かみのある歌声です。
奥様は18歳 (フランス書院文庫)
このタイトルで咄嗟に岡崎友紀と石立“ちぃ坊”鉄男の人気TVドラマを連想してしまう(アラフォー以上が確定的な)御仁もいるかと思うが、案外あの路線に通ずるテイストが無きにしも非ずな作品だったりする。
彩奈:主人公の幼妻にして18歳の高校生。素直な良い娘
奈保子:彩奈の義姉にして主人公(22歳)と同年齢の幼馴染み
雅美:奈保子の義母にして彩奈の実母。可愛い熟女な34歳の未亡人
こっ恥ずかしいほどの典型的新婚家庭の甘々な日常から始まるが、雅美や奈保子の乱入・闖入によって初夜以降なかなか結ばれない状態が続くうちに雅美や奈保子と不意に関係してしまう流れ。もとよりご近所付き合い的な繋がりがあったことで、ヒロイン達はみな以前から主人公を憎からず想っており(雅美は当初の母性から関係を経て気付く)、これが18歳の誕生日とともに彩奈と主人公が結婚に至った理由にもなっている。出し抜かれた形の奈保子が若干不憫だったものの、中盤で結ばれてからは開き直り、空閨を満たされた雅美も開き直るため、最終的には彩奈が本妻なのに末娘の不遇も相まって最も不憫に見えてしまったりする。要するに、本妻だから独占したい彩奈と、この際だから実質的な「3人花嫁」みたいな関係になりましょうという他の2人とのせめぎ合いの様相を呈してくるのである。終盤では完全にタガを外した雅美と奈保子がやや暴走しており、話としてもぐずぐずな感じがしないでもないが、主人公に向ける愛情と肉欲が程良いバランスで描かれた3者3様の淫猥な情交シーンが補ってくれる。全員参加のプレイが後半に多くなるが、できれば各ヒロイン別の情交と愛情描写をもう少し読みたかったかな。ストーリーよりも設定とキャラで押し切った作品と言えそうである。