Live at the Hollywood Bowl
1977年の大ヒットアルバム"Feel so good"を受けて、1978年7月16日、ハリウッドボールで18,000人を集めて公演された"Chuck Mangione Feels So Good At The Hollywood Bowl"のライブ録音です。当初から70名のミュージシャンとのライブ演奏をアルバムとすることで企画されたとのことです。
最初の"Feel so good"はMangioneも緊張のためか、あるいはライブのアルバムをつくるために午後7時からという普通のコンサートよりも早い時間にスタートしたためか、音に堅さがあります。しかし、その後の曲はそのような堅さはとれ、オーケストラとの競演となる"Chase the clouds away"や"Doin' everything with you"、ブラスセクションと緊張感のある音を聴かせる"Hill where the lord hides"や"Love the feelin'"など、ライブ演奏の会場に自分自身がいるようで楽しめます。
The Children of Sanchez
F.Gあたりから入った人には''えッ!?'≠ネ盤です。でも、''栄光を目指して'≠ゥら入った人には、''ニンマリ'≠ネ盤です。
活動歴の長い方だけあって、見事なまでにフリューゲルホーンを、快調に吹きまくっています。特に低音から一気に高音へと駆け上がる爽快感と、ブレスの長いスロー・バラード。そして何よりもタイトル曲の疾走感(殊にギターとヴォーカル・パートが最高です)!
おそらく、F.Gのヴォーカル盤を捜している人は''オオっ!?'≠ニ唸り、初めて聴かれた人は''う〜ム…'≠ニ絶句してしまうでしょう。
ディスク1のトラック1から最終曲まで、捨て曲ナシの大盤振る舞い!これを聴かずして、チャックさんは語れません。そう、''未聴の人は口にチャック'≠ネ、ストリングスのないシンフォニック・フュージュンの最高傑作、と呼んでも過言では御座いません。何か、問題でも?
20th Century Masters: Millennium Collection
中学時代にリアルタイムで聞いていましたが、今聞いてもとてもよいです。特にとても柔らか味のあるフリューゲルホルンの音色と渋みのあるサックスの音色とのコラボレーションは、最高に心地よい気分、まさにFeel So Goodです。