修復の理論
訳文が問題になっていますが、読了してみて、それは本質的問題ではないと思いました。
ハイデガーやフッサールの概念を知っていれば素晴らしい訳文になったかも知れませんが、それで本書の価値が左右されるとは思えません。監訳者の小佐野重利氏が「監訳者あとがき」で書いているように、全体的に見て日本でのもっとも適任の訳者で、これ以上を求めるのであれば原文でどうぞということだと思います。もっとも小佐野氏は、そもそもイタリア語の原文自体難解であり、読解のためにはブランディの修復に関する思考体系の理解が必要だったとも書いていて、それに加えて哲学的教養も兼ね備えたイタリア美術研究者を探すのはないものねだりではないでしょうか。また、訳者がイベントなどをやめた方がいいというコメントも本書の内容とは無関係です。「修復分野の重要文献とされるブランディの訳書のレビューがこういう形で出たのはまことに悲しいことだ」とだけ述べておきます。
この問題はさておき、内容はおもしろい(もちろん難解な部分はたくさんありました)。
オリジナルに修復するのか、時間の経過を残すのかという古典的な問題はもちろん、技術論として修復のために額縁を残すのかなど、私のように絵画には興味があるけれどもこういう問題を深く考えなかった人間にはとても刺激的な本です。それに「物質」「潜在的統一性」「歴史性要件」「美的要件」「時間」「空間」といった整理も小気味がいいし、文章もほとんどが言い切りで「だろう」とか「かもしれない」という曖昧な語尾がないのは、修復に実際に関わった理論家ならでは自信だと思います。また、ワニスなどの素材論も、各時代のスタイルしか教えず、それを下支えする技術や材料を教えてくれない日本の美術史教育には見られない視点でした。
くわえて、本書にはローマの中央修復研究所のジュゼッペ・バジーレ氏と小佐野重利氏の解題解説が所収されています。ブランディのプロフィールやその影響が紹介されています。最初のこの2文と序章の「修復の概念」をしっかり読んでから内容に進んでいけば理解も深まるかと思います。
訳文にいくつかの問題があるからと言って読まないのは、とてももったいないです。
ラストサマー2 [DVD]
イギリス映画「トゥルー・ラブ」は意外に面白い。ジェニファーのヌードはないが「下ネタ」満載で楽しめる。ジェニファーはベッドに入るとき「天才バカボン」のデカパンみたいなのを穿いていた。コスプレになったらSMの女王様スタイル。ジャケでは黒だが映画では赤。演技力ゼロと書いたが訂正。コミカルでエッチな演技が出来る女優さん。そんなに美人ではない。面長。テレフォン***で思い切りエッチなことを話て自分も感じてしまう。「ラストサマー」は嘘くさいホラーだがジェニファーと歌手のブランディの魅力で見せる。映画の題名は忘れたがS・ウイーバーの娘役になり煙草会社のオーナーのジーン・ハックマンを結婚詐欺にかけるためキス。あとで「オエー、クソじじい」と悪態。うーむ。ヒューイットの女王様でも鞭で叩かれるのは嫌だ。誰ならいいの?言わない。
ジャコ・パストリアスの肖像+2
ベースの表現力の凄さは当然なんですが、
この人は周りの音がとても見えていて、
いろいろなアングルから物事を見られる貴重な芸術家
だったように思います。
何で若くに他界してしまったのか、こんな人が
現代のテクノロジーを使って音楽を作れば
きっと、とんでもないものを作っていたに違いない。
ディズニー・ミーツ・ジャズ ~トリビュート・トゥ・ウォルト・ディズニー
ディズニーの音楽といえば、どれも名曲。そのままでも充分、大人も楽しめる音楽なんだけど、それがさらにジャズになった!といえば、これはもう大人が独り占めできるディズニーになりそうです。
[ダンスコ] dansko Sigrid
ダンスコ大好きです。運動靴より履きやすい、疲れにくい、かわいい!!!おまけに長持ちします。今回2足目ですが、やっぱいいです。ただ、今回は、色が映像のイメージと違いました。
もっと赤みが強いのかなと思っていたので、届いた時別物が送られてきたのかなーと思ったほどでしたが…でも、やっぱりかわいかったです。