悪魔のトナカイの赤ちゃん(CCCD)
優しいギターの音に優しいながらも強さを持った何人かのヴォーカルの声。
7曲目かなりいいです!ヴァイオリンの音がとても心地よく響いてくる。
このアルバムが生まれ出たスコットランドのグラスゴーというところに行って聴くともっといいんだろうな~ どんな日にも聴ける、どこでも聴ける、みんなきっと好きになる!前回では15人、今回では27人に仲間が増えたんだって、いいな~その中に入りたい!
ディーモン 悪魔の受精卵 [DVD]
「悪魔の赤ちゃん」のラリー・コーエン作品だ。
VHS発売以来ずっと待ち続けてた衝撃作!!
神を冒涜したという事で宗教団体からクレームの嵐だった、あの幻の作品です。
画像はまあまあでした。
ここのDVDではマシな方。
海外版でワイドを観た事があるが上下が切れていたので、
コアなファンにはこっちの方がコーエンの表現力が分かるかも?
まあ、人それぞれ考え方が違うので、一概には云えないでしょうが・・・
英語が分かる人なら海外版と比較するのもいいでしょう。
僕は英語が分からないので、字幕付きのこのDVDでいいです。
価格も初回の値段としては、そんなに高くないしね。
とにかく、名作との再会に歓喜!
ダニエル 悪魔の赤ちゃん [DVD]
平和な家庭、出産を控えた妻、新しい家族の誕生を待ち望む夫と息子。
しかし、生まれた赤ちゃんは化け物だった。
生まれてすぐに医者と看護師を殺し、場所を変えながら遭遇した人間を次々に殺していく赤ちゃん。
赤ちゃんを殺すべく捜査を続ける警察と異常出産について調べたいがために両親に赤ちゃんを手放す契約をするよう勧める科学者。
か弱く、愛される存在であるはずの赤ちゃんが殺人鬼であると言う恐怖とその裏でうごめく大人たちの汚い取引。
化け物であってもわが子を殺すことのできない両親の葛藤。
環境汚染が人体に及ぼす影響をほのめかす描写。
ホラーの枠を超えて、さまざまな問題を投げかけてくる作品です。
純粋にホラーとしてどうかというと、怖さはほとんどありません。
警察の捜査もお粗末で、チラチラ見える赤ちゃんもいかにも作り物といった感じ。
しかしまあ作られた年代が古いのでその辺は仕方ないでしょう。
現代のホラーに慣れた人にとっては刺激も少なく退屈だと感じるかもしれません。
この作品が『赤ちゃんに対する恐怖』という、かわいらしくてはかなげであるが理解できないものに対する恐怖を感じるきっかけになった人も多いのではないでしょうか。
何度かリメイクされている名作です。
悪魔の赤ちゃん [DVD]
原題の「イッツ・アライヴ」はフランケンシュタイン博士が人造人間の実験に成功したとき叫んだ言葉で、トラボルタの踊りの映画(あれはステイン・アライヴでしたっけ)じゃありません。フランケンシュタインがモチーフですが、内容は邦題通り、悪魔みたいな赤ちゃんが暴れるというものです。でも、赤ちゃんが殺しまくるスプラッターではなく、そんな赤ちゃんを持った両親の苦悩を中心に描いており、意外としっかりした作りです。あくま(悪魔?)でも「意外と」なので、注意してください。
フランケンシュタインとの共通点は、赤ちゃんのイノセントなところ。人を殺すのは生きるためで、悪意はありません。両親は殺さずになついております。当然、世間は赤ちゃんを殺そうとしますが、両親はどうすれば良いのか、というのは、イノセントではあるが危険な存在(今なら人里に下りてくる熊でしょうか?)をこっちの都合だけで殺して良いのか、という問いかけでもあります。
危険な存在にしてしまったのも、科学のせい(ここでは薬害)という設定になってます。派手なゴアシーンがなくその手の映画を期待してはいけませんが、普通の映画として面白いんじゃないでしょうか。撮り方もドキュメンタリー風で70年代っぽいですしね。役者もなかなかいいです。父親役のジョン・P・ライアンもいいですが、妻のシャロン・ファレルが素晴らしいです。