セクシーボイス アンド ロボ vol.2 [DVD]
Vol.2は3話〜5話を収録しておりだんだんとセクボの世界に
引き込まれてきます。
ニコとロボの二人の掛け合いがなじんできた回でもあります。
ちょっとミステリアスだったり高校に潜入捜査したりと
目が離せません。
二度寝で番茶
最初の口絵の部分、写真があって、それにアレンジされたような短いエッセイ風の文章が並んでいます。
「初めての仕事」のくだりを読んで、「あ、この人たち(二人組の作家らしいです)の書く物は用心しなくてはならない」と思ったのです。
嘘を書いていたからです。
フィクションじゃなくて、嘘。一般的な人、注意力のない人はだませる嘘を、ぺろっとついてしまう人たちなんだな、と。
新幹線の窓から麦を踏む人を見たとあるのですね。
実際に新幹線に乗ってください。農作業をしている人が何をしているかわかるほど近くに見えることはありません。騒音対策のため、位置的に距離があるのです。なによりも今(もう四半世紀以上前から)、麦は、人力で麦踏みなんかしないでつくるんですよ(機械でローラーをかけるんです)。
つまり冬だったと書くより気が利いているだろうと思って、見もしない物について書いたんですね。
そうやって見直すと、その前に書かれた「気まぐれな店」という話も、一見意外性があってドラマティックに思えますが、現実にはありえない物語、フィクションというにも粗雑な話だということがわかります。
今のTVって、こういう感覚の脚本で書かれているんですね。
実際にきちんと調べること、その可能性について考えることよりも、あまり物を考えない人がぼーっと見ていて心地よい感じに作る。印象を強くすることが優先されて、理論的に整合性があることは後回しにされる。
ほんと、信じちゃだめよ、これ。わりと適当ですから、ね。
セクシーボイス アンド ロボ vol.4 [DVD]
どの話も笑ったり泣いたりして本当に楽しい作品だなぁと、思います。
それだけにあの終わり方がなんか少し寂しい気がして…
個人的にはもう少し楽しく賑かなラストにして欲しかったです。
セクシーボイスアンドロボBOX [DVD]
マンガが原作ということは知っていましたが、読んだことはありません。
みなさんのレビューを見るとマンガの世界観とずれがあるみたいなので
マンガが好きな人ではなく単純にドラマが好きな人にオススメしたいです。
基本のストーリーは女好きのロボットオタク・ロボ(松山ケンイチ)と、七色の声を操る14歳の少女・ニコ(大後寿々花)がスパイとして毎回、浅丘ルリ子からの変な依頼を引き受けて解決して行くというものです。
でも、このドラマはただの痛快冒険活劇ではありません。
普段の生活の当たり前さのシアワセを教えてくれます。時には命の大切さ。友情だったり。家族だったり。
そんなことを考えさせてくれます。しかも、ほのぼのとした空気感で、押しつけではなく心に響きます。
脚本は「すいか」の木皿泉さんです。スタッフも同じでしょうか??作風やキャスチングが似ています。大好きな人ばかりです。
「すいか」ファンの方へ
片桐はいりさんが主人公ニコのお母さん役です。もういい味出し過ぎです。裕福じゃなくてもこんな家庭憧れます。笑
浅香ルリ子さんは、いつも面倒な依頼をしてくる2人の雇い主的な人です。あの「すいか」の教授がそのままスパイ事務所の社長になった感じです。笑わせてくれます。
そして!!小林聡美さん、もたいまさこさん、ともさかりえさんがゲスト出演する回が2回あります!!
もう〜あの3人の雰囲気たまらなくいい感じです。うわ〜「すいか」だ〜って感じです。
でも、この回は若干重いストーリーなのでおもしろおかしくってゆーだけでは無いのでご注意を!!
そして主人公の2人を大好きになります!!!
松山ケンイチとかどこが良いんだ???と思ったけどスゴく良い俳優さんだと思いました。
素人には演技の上手い、下手は分かりませんが役にぴったりでした。DETH NOTEでLというもの静かな役をやっておいてこの役を演じきるなんてすごいと思いました。
大後寿々花ちゃん、カワイイです。癒しです。演技もピュアな感じで素敵です。注目株です!!笑
ピュアのまま素敵な女優さんになって欲しいです。
毎日の生活が、、案外悪くないかも?と思えるドラマです。
セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)
まず思うのは、絵のうまさ。
一方的な構図でしか人物を描けないマンガ家が多い中、
想像力をフルに活かした大胆な角度からの描写や、
各章のクライマックスでの見開きの迫力は
まさにオリジナル!
リズミカルなストーリー展開と印象的なセリフの言葉遣いが
気持ちよく、マンガとしてのおもしろさが溢れています。
「茄子」の素朴なテイストもいいけれど、
黒田硫黄の魅力は、本作のようなダイナミックな
エンターテインメント性にこそあるのだと思います。