幻想水滸伝II(2)
同じサウンドトラックのIと一緒に買いました。トータルでCDが4枚になってしまうので、PCの中にコピーして一気に全曲聴いています(これはかなり聴き応えあり)。どの曲もとてもいいですし、聴いたことのない曲も何曲も入っていて「あれっ、こんな曲もあったの!?」と新たに驚かされました。ゲームに入っているそのままの曲でアレンジなどはありませんが、そこが良いと思っています。
幻想水滸伝 ティアクライス ベストセレクション
DSで下手なソフトを購入するより何倍も楽しめて感動できる作品です。
幻水ファンとして1〜5全てプレイしてきましたが、全く違う展開とPVを見て最初は買うか迷っていました。
今時のRPGな気がして買う気が起らなかったのですが、相変わらず幻水には期待通りに泣かせられました。
いつも喋らない主人公ですが、今回は堂々と一番話してます!違和感は正直無かったです。
ベストのこの値段なら安すぎると思う程良い作品でした。
展開は相変わらず幻水らしいおなじみの個性溢れる重要なキャラ達や、
武器、紋章(今回は少し違った設定の仕方)人間関係が面白く絡み合って、より分かりやすく
ストーリーが流れていくのでプレイしていて引き込まれセーブするのを延長してしまいました!
DSだからと舐めてはいけなかったと反省しています。。
本当は6人パーティーがよかったけど、DSのキャパなら4人で正解でした。
どんどん増えていく仲間や人間同士の関係や絆が垣間見れて、戦闘もクオリティが良くて楽しかったです♪
城レベルや、それぞれの細かい工夫がとてもできていて飽きないです。
キャラは濃くなるけど、話は幻水らしいので、ぜひ幻想水滸伝を知らない方、失敗ソフトを買ってしまった方に一度試しにやってみてほしいなと思いました。
関係無いですが、PSPの幻想1&2も最高に素晴らしいです。
蒼穹の声-Voices Best-
超和風版きたろうというところでしょうか。
和風のなめらかさ、風が舞うとでもいうのでしょうか。
その中で全体をすべらせるようなリズムマシンが上手に使われています。私もシンセサイザーをやるので今は亡き姫神・星さんのお手本をと思いこのCDを買いました。
先日、テレビで見た星さんの演奏する姿が最後の姿となってしまいました。皮肉なものでテレビで見るのも最初で最後でした。先日、息子さんが今後も姫神を引き継ぐことがきまったとのことでどのような音楽をめざしてゆくのか次のCDも楽しみです。
これを書かせていただくのも、私も星と同姓であることも何か姫神のメロディーと同様に不思議な感じです。
あの時テレビ生出演で最後の演奏となった「愛を超えて」はCDで聞くとまた良いいです。全17曲じっくり楽にして聞きたいCDですね。
天国でもこのメロディを奏でているのでしょうね。きっと. . . 。
水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)
戦場の死に心を動かしてはならないと晁蓋が言っていた気がします。泣くのは戦が終わってからと彭きが話していた気がします。15巻はそんな言葉をまざまざと思い起こさせるほど多くの死があり、宣贊は奇策を持ってこの戦を終わらせようとします。
多彩な武器を作り出した水軍と李応の攻城兵器部隊の出番がようやく訪れます。李応の方はともかく水軍は流花塞と連携した調練をしたり、張順の潜水部隊がいたりと攻撃面でもいろいろな展開を期待していたのですが、宋軍の莫大な船の数という理由で容易に劣勢になるのはいかがなものなのでしょう。前回の小競り合いでは船の数より兵の質であるとばかりに圧倒的な力の差を見せつけたりに、どうも陸上部隊との戦力のバランス調整をした気がします。
威勝の方も治まりますが、そこまで酷い罠を用意しなくてもよかったのでは?と思います。不必要に傷つけすぎたように感じます。
茶木則雄さんの解説にて楊家伝、水滸伝、楊令伝で宋代クロニクルと位置づけられており、楊令の出番の多さに納得しましたが、楊家伝を読んでいない私はやはり煩わしさを感じます。