ネクロマンティック BOX [DVD]
まず「死の王」を観て、なんて温かい映画なんだろう。。。とりあえずそう感じました。こんなに温かく死を感じられる映画はないと思う。純粋に「死とは何だろう」と見つめなおすとこんな感じなんだろうな。私は死や死体とはあまり縁のない日本という国で生きてるから、こんなイイ映画に出会えてよかった。死体や死は忌み嫌うものではないんだってことがよくわかりました。「ネクロマンティック」はとにかくロベルトがかっこいい!!ずーっと手に入れたくて・・・。彼は純粋すぎたんだと思う。彼はネクロフィリアではないと思いました。誰だって好きな人の為にはどんなことだってしたいしね・・彼は少し暴走しすぎただけなんだな。3本観てユルグ監督はきっとすごく純粋なんだろうな、と思いました。
グレイテスト・ヒッツ
初期のマライアには‘祈り’があった。
それは、「HERO」や「VISION OF LOVE」、「LOVE TAKES TIME」「ONE SWEET DAY」「WHEN YOU BELIEVE」などに顕著に現れている。
真摯な祈りとは、実際に天へ届くものであり、これらの曲は「祈りと内観において自己実現していくことの大切さ」を教えてくれる。
「HERO」という曲では、一人一人の中に宿る善なる心、つまり神性を‘ヒーロー’ということばで表現しており、「汝自身を知れ」という箴言(しんげん)を思い起こさせるような、名曲中の名曲である。 とても勇気づけられる。
『Ones』というアルバムも出ているけど、あちらは単純に全米1位を取ったものを集めたものなので、こちらの『グレイテスト・ヒッツ』の方がおすすめ。
攻撃―悪の自然誌
いわずとしれた動物行動学の古典。今日その立論には批判も多いが、未踏の学問領域を開拓したローレンツの主著の一つとして、今後も読み継がれるであろう一書。ちなみに筆者が最も蒙を啓かれたのは、次の一文。「個人的友情をむすぶ能力があって、しかも攻撃性をもたないという動物は、まだひとつもしられていない」(同書210頁)。筆者は専門家ではないので、その学問的正否を論ずることはできないが、素直に解すれば、「人は愛情をもち得るが故に攻撃的になり得る」ということであろう。(即ち、個人的友情を結び得るが故に敵対的感情も生ずるという逆説!)だとすれば、人間から攻撃性がなくなることはないのではないだろうか。どこにこの隘路を止揚する途があるのか。興味は尽きない。
ソロモンの指環―動物行動学入門
高校の時、まさに運命の出会い。ソロモン王の指輪について調べるために手にしたはずなのに、読み終わる頃にはそんなのどうでもよくなっていました。なんとなく生き物好きだった自分は、この本を読むことで、とても啓蒙されたと思います。ちょうど夏休みだったので、「これしかない」気合いの入れようで感想文を書きました。誰にも認められなかったけれど、満足でした。あ~でも、たしか「素晴らしい生き物飼育書」とか書いた気が・・・。若気の至りですね。ちなみに数年後、大学で研究室を選ぶ際にも、決定打になっています。