民法1 第4版―総則・物権総論
法学研究科の院生は必読の書であり、授業テキストに指定されているので、'1から'4まで揃えて読んでいます。
内民は初学者・独学者を対象としているので、全般的に記述が分かり易く、ケース・スタディのイメージも掴み易いと思います。
しかしながら、内田先生は我妻先生による伝統的通説をまずは尊重するらしく、話がごちゃごちゃになり、かえって分かりにくくなっている部分もあります。また、内田先生ご自身の考えがいきなり出てくるところもあるので、注意が必要です( 内田先生の唱える説は、学界全体では少数説であることも多々あります)。
憲法の急所―権利論を組み立てる
やっと出ましたね、新司法試験に使える憲法の演習書
これをやらなければ何をやるって感じですかね
とにかくわかりやすい、かつ、答案にかけるようになるというのが特徴です
さらに著者のブログを参考すると、本書の内容がさらにわかりやすくなる(わからない点があればブログを通じて質問可能)
ちなみに、一部の予備校講師がこれは使えないと言い張っているが、たぶん本書を立ち読みした程度でコメントをしたに過ぎないと思う(そういうのがやめてほしい、なぜなら受験生は信じてしまうから。でも、もともと自分が確認すらしないで、他人のコメントを漫然と信じてしまうほうが悪いだと思うですが・・)
余計のことを控えますが、この本はいい本です、司法試験には役に立ちます、ぜひ使ってみてください