「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!
この本はタイトルどおり、まさに国語力がついていく感じですね。
大人が読んで理解して子供に教えましょう、という教育指導書?的な感じです。
ですが、読んだ大人がびっくり! 今まで国語力がないのは私だったのかも〜っ。
と思わせられる内容です。コレを読んだら、他の国語読解力の本なんて読めません。(読めるけど)
他の本は小手先やすでに出来ている人を対象にした本ばかりで、子供は興味なさそうだし、理解させるなんて厳しい感じでした。
しかしこの本は違います。小学生が根底から国語力をつける事が出来るし、やる気も出てきて自分から勉強してくれるようになりました。ただし、大人が教えることが前提ですけどね。
最近は国語もですけど、算数の文書問題も解けるようになってきました。
電車に乗れない人たち―大丈夫、パニック障害は治るよ!
この手の本は「つらい思いを我慢せずに病院へ行って薬を処方してもらって楽になってください」という感じのものが多いのですが、この本は、そういうことの他に、自分の力でその問題を解決するにはどうしたらいいかについても書かれていてその箇所がとても気に入りました。
私もこの本にあるような症状があって、高い家賃を払って電車で数駅の職場の近くに住むことで何とかしのいでいます。それでも駅と駅の間で通勤電車が急に止まって「人身事故が発生しました」なんてアナウンスがあり、しばらくこの電車から出られなくなるのだということがわかると、とたんに目の前がくらくらし、体温が上がったように感じて、苦しくてたまらなくなります。海外出張の飛行機の中で発作がおきて、非常口近くのスペースで横にならせていただいたことも有りました。とても恥ずかしかったです。結婚などして職場の近くに住むわけにも行かなくなったりすると通勤もできなくなってしまうので、結婚にも踏み切れません。
今後はこの本で習った自己解決の方法を試してみたいと思います。この苦しみから逃れられたい反面、一生病院通いで薬を飲み続けるなど真っ平ごめんですから。
同じように苦しんでいる人たちがいることを知ったことも救いになったと思います。
いい本をありがとうございます。
鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー
鉄道に関する様々な噂や疑問に答えてくれる本です。
この本を読んで、普段利用している鉄道についてさらに興味を持ちました。
また、人身事故については、電車が止まる度に運転再開の遅さに苛々していましたが、実際の作業について知ったら、妥当な時間である事が理解できました。
この本を買う時の注意点ですが、文庫版でもある「鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎 」と内容がほとんど被っています。
自分はあわせて買ってしまい非常に損した気分でした。
買うのであれば文庫版の方が、携帯性もよく本もきれいで写真も掲載されておりお薦めです。