クイック・ジャパン87
軽い気持ちで読み始めたんですが、ファン歴3年ぐらいの小生が読んでも興味津々な内容盛り沢山でした。何よりインタビュアーがAKBの事を良く理解しての質問内容等が好感をもてます。そして雑誌等でのメンバーへのマンネリ質問では無く、多数の裏方さん達の話が聞けるのも嬉しいです。逆に言えば最近ファンになった方にはチョッと内容がヘビーすぎるかもしれませんねwにしても「AKB総選挙!」が今年のベストビジュアル集だとしたら、本書がベスト読み物本である事は間違いないかなと・・・
PS 私事ながらAKBの魂たかみなのインタビューがあれば尚最高だったのだがww
大友良英サウンドトラック Vol.0
どうしてもCDで聴きたかった「その街のこども」の主題歌・挿入曲を含むミニアルバム。
どの曲もスローで味わい深く、スッと耳に入ってくるのですが、
決して軽く聞き流せない強烈な主張を感じます。
音と音の間の空気感が本当に素晴らしく、密閉式のヘッドフォンで1日中聴き続けたくなります。
私のベストトラックは(2)。「その街のこども」のクライマックス、
震災の記憶を抱える若者二人が深夜の神戸をひたすら歩く場面で使われた曲で、
トロンボーンが高らかと響く後半の盛り上がりに胸が熱くなります。
日本のギターインストにこれほどシビレたのは初めてかもしれない。
R2C2卒業アルバム〜サイボーグなのでCD付けます!〜
舞台を生で見て、音楽CDつきと言う事で購入。
DVDにならないことが非常に残念ですが、色々とあるのでしょう。
特筆すべきは雑誌コメンタリー。
台本の流れと同時進行でコメンタリーのテキストが注釈のように下段についてます。
当時の裏側を聞けて(読めて?)ファンにはたまらない。
オフショットも満載で楽しめると思います。
あと、舞台の時の写真もでっかいサイズで見れるのがうれしいです。
その街のこども 劇場版 [DVD]
震災があったからなんだからということ抜きに、本当の名作がここにあります。
わたくしは映画館で見られず、DVD化を心待ちにしていた人種なのですが、停止ボタンを押して、心からどんな手段を使ってでも映画館で見るべきだったと後悔しました。
暗い映画館の中でなら、2人の歩く夜の神戸の空気感を存分に味わえたことでしょう。
なので、わたくしは途中から部屋の明かりを消して見ていました。
そんな中でもこのDVDを買ってよかったと思ったのは、この映画の脚本が付録になっていることです。
シナリオがを読み返してみると、二人の呼吸の中で、若干のアドリブがあることがよくわかります。(後半の重要なシーンでは、台詞のほとんどを削ってしまったり)
そのことで、2人の台詞が現実にも被災者(森山・佐藤、ともに神戸出身)であるゆえに、脳を介さない肉体的な言葉としてとして湧き起ったものだということが感じ取れて余計に感動しました!!
日本の映画は死んでいません。
こういう映画をこそ、シネコンでかけるべきだと思いませんか、配給会社のみなさん?!