風の歌を聴け [DVD]
これは、村上春樹の、と言うより、紛れもなく、大森一樹の「風の歌を聴け」である。自身の学生映画での経験と、熱烈な映画青年であった出自からくる、その60年代フランス映画の臆面もないオマージュと、フラッシュ・バック、カット・バック、ストップ・モーション、ブルー・スクリーン、長廻し、、、といった様々な映像マジックは、決して傑作とは言えないモノの、折につけ何度も観たくなる、不思議な魅力を持った、この静かなカルト・ムービーの大きな魅力といえる。幾つかのパートからなるこの映画の中で、個人的に一番好きなシークエンスは、“僕”が3番目に付き合った女の子の室井滋のそれであって、中でも、2人が、「ベトナムから遠く離れて」のポスターを背に、「ひとりぼっちの青春」のラスト・シーンを観ている場面は、どうしようもなく絶望的で虚無的な、ニュー・シネマの傑作であるこの映画が大好きな私には、その吹き替えが、J・フォンダ=小原乃梨子、M・サラザン=野沢那智という、そのものズバリの適役であった事もあり、深く感動してしまう。
熱唱!!ストリートファイターII
インパクトがすげえのである。格ゲーのBGMに歌をつけると言うネタCDなのだが、ケンやガイルの比較的真っ当な物からザンギ・ブランカ・ベガと言うネタ以外の何物でもない物まで、懐の深い物となっている。
なお、Fateタイガーコロシアム(カプコン)で藤村大河が「闘いの哲学!」と叫ぶのはこのCDが元ネタのハズである。
経験を盗め
雑学の宝庫。トレビアの泉も面白かったけど話題の広さ展開の意外さは他に真似できない。参加者の専門家に敬意を表しつつも、自他ともに雑学の王と認める糸井の強引な(もちろん、いいい意味で)司会ぶりがいい。あまりに専門的になりそうになると、すっ〜と低俗な(もちろん、これもいい意味で)ジョークやちゃちゃを入れて話を一般読者のレベルに戻してくれる。ついつい自分の世界に浸り切り読者や聴者が理解できないことに気づかない物書きや講演者にはとても参考になるだろう。
ビジネス
1980年頃FMでこの曲を録音してカセットで聴いていたらなんかいいなと思いました。 何度も聴いているうちにテープが擦れてきたのでもう聴けないと思っていた 数年後このCDが出たので 購入して早速聴いて見たらなかなかいい曲でノリノリになる感じ 絶対聴いてもらいたいです。
ゴールデン☆ベスト
佐藤隆さんのこれまでの名曲ばかりを集めた珠玉の1枚!
素晴らしいあの時代が甦る。
01. マイ・クラシック
02. さよならなんて言えやしない
03. カルメン
04. 名画座
05. 12番街のキャロル
06. 8月のメモワール
07. 否-NON-
08. You Are Not Alone
09. 夏の嵐
10. 黒い瞳 ~アモーレ・ミオ~
11. 一人よりも二人
12. 失楽園
13. デラシネ(アル・マージ)
14. エスメラルダ
15. 帰るとこあるの?
16. 桃色吐息