ライヴ・イン・パリ
2002年10月発表。1~11がパリ・オランピア劇場でのライブ。最後の1曲だけがスタジオ録音。
彼女の魅力は何といっても、嗄れた声だけれど、本作ではピアノも素晴らしい。ギター入りのジャズをこんな素敵なピアノと声で聴けたのはホント久しぶりな気がする(●^o^●)。すごーく癒されるアルバムだ。
個人的には11と12が一番好き。ボーナス・トラックのようになっている12はかのビリー・ジョエルの名曲だけど、マイケル・ブレッカーまで入っていてもう最高!必聴盤です。
エルビス・コステロが羨ましい!!
ジャコ・パストリアスの肖像+2
76年に発表されたジャコパストリアスのファーストアルバムです。
サウンド的には、音楽全般を愛したジャコの音楽観を象徴するように、ファンキーなR&B、カリブミュージックの香りがするもの、ストリングスをフューチャーしたもの、ハービーハンコックとのインプロバトルが楽しめるもの、そしてジャコの超絶ベースが楽しめるベースソロ曲等々、バラエティに富んでいます。
また、ジャコの才能を象徴するかのように、ファーストアルバムにして、ゲスト陣も、ハービーハンコック、ウェインショーター、レニーホワイト、マイケルブレッカー等々、豪華で、サウンドに彩りを添えています。
その後の音楽にも大きな影響を与えたアルバムであり、未聴の方は、一聴されてはいかがでしょうか。
シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]
ジョニ・ミッチェルの1979年9月、カリフォルニア州サンタ・バーバラでのライヴ。バックがジャコ・パストリアス、パット・メセニー、マイケル・ブレッカー、ライル・メイズ、ドン・アライアスという掛け値無しのスーパーセッションである。なかでも、ジャコ・パストリアスの演奏は凄い。凄すぎる。ジャコ・パストリアスの演奏目的に、購入しても後悔することは、無いでしょう。
Tales from the Hudson
ジャズファンには頑固者が多い。「ジャズは4ビートじゃなきゃダメ」「フュージョンなんかJAZZじゃない!」「マイルスが死んでジャズは終わった」など等。いずれも間違いではないが、自らジャズの楽しさを限定している。(昔の私もその一人だったが・・)
’97年の秋、大阪bleu noteでブレッカーを聴いた。素晴らしかった。それまで聴いていたジャズが歴史の勉強のようで古臭く思えた。確かに当時聴いていたジャズメンの70%は故人であった。今の最先端を聴いてこそジャズは愉しい。このCDを買って、しばらくして私は高校2年から買い貯めた450枚のLPを売却、現役ミュージシャンのCD購入に路線変更した。それ程、このCDにはインパクトがある。
ブレッカーとJoey Calderazzo(P)、マッコイ・タイナー(P)35とのコンビネーションが楽しめるお奨めの1枚である。
シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]
大枚はたいてLDプレーヤーを買ったのはもう20年以上も前か。
それもこれもこの作品を見んがため。
何年経とうと、本物はあせないことを証明するような一作です。
ジョニのアルバムですが、ジャコの完璧な演奏が見られる貴重な作品で、今までいろんな形で版を重ねたのも、信じられないようなミュージシャンをそろえたプロデュース力のおかげでしょう。
音楽が好きというあなた、ぜひではなく、必ず見てください。