フィフス・エレメント スペシャル・エディション [Blu-ray]
そうとうにハイレベルな画質。リュック・ベッソンものでは「ジャンヌ・ダルク」の
画質にえらく感激したが、本作もすごい。あまり高画質だと他のレビュアーの人も
いっているようにアラもみえたりするが、それをうわまわって感動できる面が多いため、
それほど気にすることもないだろう。
本作のいい点は、マンガかアニメの作品を実写化したかのような、おもちゃ箱的娯楽性。
ブルーレイのおかげでクリーンで色あざやか、娯楽度マックス! なんといっても
キャラクターの個性がすばらしい!
おバカでたくましいブルース・ウィリス、おバカでかわいいミラ・ジョヴォヴィッチ、
おバカでおそろしいゲーリー・オールドマン、おバカでうるさいクリス・タッカー、
いやもう最高!
他にも、軍人や科学者や神父や大統領や強盗やスッチーや宇宙海賊やあれやこれやが
なんだかんだわんさかぞろぞろゴチャゴチャでてくるが、どこかみんなおバカ。
ファッションやメカ類も単純に楽しくておもしろければいいっていうおバカぶり。
ふつうにSFアクションとして楽しめるが、コメディ要素がなんの不自然さもなくとけ
こんでいる。なおかつ生と死、破壊と創造なんてテーマもさりげなくあったりする。
商品価値は高いと思うのだが、続編やコミックス、またはフィギュアなどの話があまり
ないのはどうしてだろう。海洋堂あたりが可動フィギュアとかだしてくれないかな?
ラッシュアワー サウンドトラック
今まで、ロック一辺倒で音楽聴いてきて、ソウル・ヒップホップなんてさっぱりわかりませんが、このアルバムは、カッコイイ。
映画を観た人も、観てない人も、楽しめる一枚。
ただ、まったり聴くにしろ、テンションあげたい時に聴くにしろ、自分で、選曲しなおさないといけない。
サントラなので、一枚の中に色んなシーンの音楽が詰め込まれているから、ただ単にかけっぱなしだと、テンションあがったり下がったり。
フィフス・エレメント [DVD]
たしかにCGは古いです。
しかしそんなところに注目したって始まらないのです。
これはリュック・ベッソン監督がやりたいことをやりたいだけやった、
最高に楽しいB級SF映画なのです。
話もテンポが良く、ラストの強引さもこの作品なら許せます。
そしてキャスティング!
異常に豪華です。
ブルース・ウィルスにミラ・ジョヴォヴィッチ、
さらにはゲイリー・オールドマンにクリス・タッカー!
いいです。神父さんもどこかで観た顔なんだけどな…
まぁとにかくタランティーノの映画かってぐらいキャスティングが豪華。
ゲイリー・オールドマンのブチ切れたアホ演技や、
クリス・タッカーの最高にグリーンなゲイっぷり、
ミラ・ジョヴォヴィッチの完璧な宇宙人っぷり。
これはそんなものを楽しむための映画だと思います。
真面目な映画だと捉える必要はまったくありません。
スター・ウォーズというよりはギャラクシー・クエスト的な、そんな映画です。
それにしても、あの猫は可愛すぎる。
ラッシュアワー [DVD]
東宝から出ていたのとは違います。
リマスター版で内容はblu-rayと同様。
ラトナー監督の音声解説など特典ももりだくさん。
2バーションという事で買っても損は無いです。
画質・音質も向上してるでしょう。