ファンタシースターポータブル2インフィニティ
決してつまらないゲームではないです。面白い部分も多々あります。
しかし、僕はこのゲームに高得点をつけることが出来ません。
なぜなら、このゲームからは作り手の遊ぶ人を楽しませようという気概が感じられないからです。
今作から導入されたインフィニティミッションは合成を行うことができます。
異なるミッション同士を組み合わせて新たなミッションを生成するというものですが法則性が非常にわかりづらく、目当てのミッションを作るのには大変な苦労を強いられます。
さて、このミッション合成ですが、ゲーム中に解説を見ると「結果予想がでるのでこれでよければ合成だ」というふうなことをNPCから言われます。
しかしゲーム上で実際に合成を行おうとすると結果予想は?で埋め尽くされ、結果は全くわかりません。
合成にはミッションをクリアするごとにもらえるポイントが必要となり、とにかく手当たり次第混ぜてみるということは出来ないので合成前にセーブして結果を調べてロードという不毛な作業を行うことになります。
しかし、これは前述の解説と明らかに仕様が矛盾しています。
なぜこんなことが起きたかというと恐らく開発終盤になってわざわざ結果表示機能を削除したのでしょう。
重大なバグやゲームバランスを崩壊させる要因になることならまだしも、この仕様変更が結果として何を招いたかというとただ不便になっただけです。
これに代表されるように、このゲームにはただ不便さや理不尽さを感じさせるだけの嫌がらせ、延命措置が盛り込んであります。
その辺りは他の方がレビューに詳しく書かれていますね。
こうしたユーザーに楽をさせまいと不便を強いた結果、元々あったこのゲームの良さ、面白さを破壊することにすら繋がっていたりもします。
このシリーズは過去にもPSUで同じ過ちを繰り返しています。
なんでもかんでも楽チンなゲームもどうかと思いますが、ただ時間ばかりかけたり面倒臭さを感じるだけの仕様ではユーザーも愛想を尽かすということをわかってもらいたいです。
SEGAROCK VOL.02(CCCD)
とにかく手にとって聴いてみて下さい。激しくカッコイイのが出来上がりました!
元聖飢魔IIのギタリスト、ルーク篁氏の唸りまくりのギター!
元Blizardのベース、寺沢功一氏の超速ベース!
元リンドバーグのドラムス、小柳"Cherry"昌法氏の渾身の乱打!
魂のボーカリスト、渡辺直樹の気合のシャウト!
それらを彩るイトウシンタロウのキーボードワーク。
セガファンの方なら、気になる曲が1つでもあるなら損はさせません。
あの名曲の超絶アレンジにシビれて下さい。
ハードロックファン、メンバーのファンの方ならその巧みなフレーズ、
ニヤリとさせる遊び心、本気モード全開のスーパープレイに
熱くなるコト間違いなし
ファンタシースターポータブル2 パーフェクトバイブル
ストーリー、フリミ、モンスター等の説明はよしとするが武器の隠し効果の説明は全く記載されておらず、パスワードはファミ通の物しか載っていない。さらにはアイテムの入手条件では何の説明も書いてない物ある。コンプリートしたい人にとってはあまりお勧めできないです。納得いかない人は発売元に苦情いれてください。
ファンタシースターポータブル2インフィニティ ファイナルガイド (ファミ通の攻略本)
システム、バトル、ミッション、データが1000ページに渡って書いてあります。 間違えてる箇所もあるみたいですが、初心者の自分には読み応えがありました。 Wikiで間に合ってる人には不要かもですが自分みたいに初心者でどこでどのアイテムが手に入るかとか、図で見たい人には良いと思います☆
ファンタシースターポータブル2 (特典なし)
前作は酷評した小生だが、本作をプレーして、その出来栄えに感心した。
前作の欠点は数知れないが、その殆どが改善され、近年まれに見る良作に仕上がっている。
主な改善点をあげると
・グラフィック性能の向上:敵が多数出現してもタイムラグが生じなくなった。
・味方AIの向上:NPCがちゃんとチームとして機能するようになった。
・ゲームバランスの向上:ボタン連打で勝てた前作とは違い、敵キャラに動きが増え強くなった。スケープドールの持ち込み数も制限され、前作と比べ、シビアなゲームとなり、緊張感が高まった。
・その分、自分のキャラクターにもガードや回避のモーションがつき、アクションゲームとしての完成度が高まった。
・本拠地がすべてグラフィック表示され、自由に中を移動できるようになったことで、ゲーム世界への臨場感が高まった。
・シナリオも前作より面白いと思う。
そして何と言っても一番のポイントは、PSP初のオンラインマルチプレーができるようになったことに尽きよう。自分の育てたキャラクターが他のキャラクターと交流し、共に戦う、これがPSPでできるとはなんとも楽しい。ソファーやベッドなど好きなところでネットゲームが楽しめるわけである。そしてその楽しさを支える豊富なシナリオやキャラクターカスタマイズ機能。また特定の動作をしたときに出る台詞をあらかじめ登録しておくオートワード機能も、いろいろと考えるのが楽しい。
前作からわずか1年余りで、このような進化を成し遂げたセガには感嘆の思いである。評判のMHとはまた別のベクトルで、大変高いクオリティの作品に仕上がっている。前作で敬遠した人も、本作が初めての人も、ぜひこの素晴らしいゲームを体験してみて欲しい。