いままでのA面、B面ですと!?(通常盤)
GReeeeNのアルバムは、ファンという事もあり全て購入していました。
1st.2nd.3rdアルバムは、オリジナルアルバムと感じさせない内容の濃いもので、聞き込んだものです。
しかし、今回のベスト…内容を見る限り、豪華収録曲なんですが…正直な所、印象に残らないアルバムでした。
普通、オリジナルよりベストの方が良いのが当たり前ですが…。
ただ単に、いい曲の寄せ集めという感じしかしません。
GReeeeNの場合、アルバム曲がシングル曲を引き立てるという事なのでしょう。
いい相乗効果を感じるオリジナルアルバムの方が、GReeeeNらしくてオススメです!
ベストは…がっかりでした…。
SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿 DVD-BOX
堤幸彦監督×西荻弓絵脚本という『ケイゾク』の最強コンビによる作品、既にご覧になった方のレビューなど読むと、『ケイゾク的』とか『ケイゾクの続編などと言うな』とか『ジョジョ的な・・』とか様々でより一層興味が深まった。『ケイゾク』はDVDボックスから始まって、CD-ROMやCDあらゆる作品を持っているほどのファンなのだ。で『ジョジョ的な』と言われているのだからスタンド使いみたいなのが出て来るのだろう、と勝手に推測して観た。
観だすとこれはいい。感心することしきりになる。たとえばジェフリー・ディーヴァーのミステリーのファンなら誰でも知っている『ガスクロマトグラフィー』の実機が登場してくる。ジェフリー・ディーヴァーのファンだとか言っても現物を見たこなくちゃねー、と堤監督に言われているような気がしてくる。それ以外にも銃弾の打ち出しされるシーンは『マトリックス』を意識しているし、犯人が『スペック』を発揮するシーンなどはクリス・カニンガムがエイペックス・ツインのために創ったPVでの映像効果・音響効果を思い出させてくれる。つまり映像的に『濃い』部分で随所にディープなミステリー好き、ディープな映像・音楽好きを唸らせる要素が満載なのだ。すばらしい。
そして、堤監督という人はホントにキャラクタ作りが上手だと思う。その上にキャラとキャラの組み合わせによる予想不可能なシナジー効果を最大限に引き出す達人とも言い換えられるだろう。秀逸なキャラとキャラ、それらの織りなす化学変化のようなシナジー効果。それに巧妙なシナリオが加わればもうそれだけで観る『価値』があると言えるだろう。こういう作品は世界中探しても堤監督しか作れない気がする。
そして思うのは『ケイゾク的』というのは当たってないなー、ということ。『ケイゾク』は『ケイゾク』で閉じた世界で、『スペック』はどちらかと言えば『ジョジョ的』だと思う。戸田恵梨香が数える『スイヘイリーベ』はどこか『神父』の数える『素数』のようだ。
何しろすばらしい。観ていてワクワクする。堤監督はテレビ作品のほうがいいというのも他のレビューアの意見に多いようだがぼくも同感だ。絶対に観逃せない傑作だ。
フリージング 2 (ヴァルキリーコミックス)
ヴァルキリーを代表する「フリージング」の二巻がようやく発売です。今回は、サテライザーと、何よりも規律を重んじる三年生のNo.7イングリッドとの戦いがメイン。何よりも規律を重んじるが故に、サテライザーを許せず粛清しようとするイングリッド。しかし、そこまで徹底的に規律にこだわる理由は、彼女の悲しい過去が原因で・・・。圧倒的な力でサテライザーを追い詰めるイングリッドだが、そのときカズヤが力の片鱗を見せる。後半は新展開。新たなヒロイン登場(?)で、カズヤの環境はどう変わっていくのか・・・。個人的にはとことんカズヤとサテライザーの絆に重点をおいて欲しかったので、ちょっと残念な気もします。余談ですが、この巻156ページの右下のコマ、吹き出しが男女逆のような気が・・・まあでも、絵は綺麗なんで、まず一巻を読んでみて、興味が湧いた方なら、購入しても損はしないと思いますよ(当たり前か・・・)。
家庭教師ヒットマンREBORN!vsヴァリアー編 Battle.1 [DVD]
リボーンはやっぱり漫画を読むべきでしょう。
財布にも優しいし、声優とのギャップに悩まされる必要はありません。
アニメを先にやっていたなら別だが、
別段原作との変更点もない。逆にクオリティが低い。
リボーンの魅力は多々あるでしょうが、
自分としてはストーリー展開の速さだと思います。
ドラゴンボールでは長ったらしいシーンが多いし、戦闘も同じことしてるだけで、
全然進まなかった。その点ではリボーンは神です。
リアルタイム・シンガーソングライター(DVD付き初回限定盤)
高橋優のメジャー1stフルアルバム 『リアルタイム・シンガーソングライター』
度肝を抜かれた、そう思えるほどにインパクトの大きいアルバムでした。
正直私は今まで彼が歌っていることはテレビでなんとなくしか知らなかったし、今回アルバムを買って見たのも元SMILEの浅田信一が
サウンドプロデュースという事で「それなら良い出来になっているんだろう」ということではっきり言ってしまえば高橋優という
ミュージシャンについての予備知識はそれほど高くない状態での視聴でした。
…1曲目の捲し立てるような歌い方につられるように最後の「少年であれ」まで歌詞カードから目が離せなかった。
とにかく歌詞の力強さが半端じゃない、「終焉のディープキス」「素晴らしき日常」「福笑い」「希望の歌」…
と何処を切り取ってみても本当にメッセージ性が濃い。
今後も繰り返し聞いていくと綺麗なメロディーや、それらを引き立てるギターとピアノサウンドのバランスなど他の良い部分も
もっと浮きだって聞こえて来ると思う。だが、まだ今作を数回しか聞いていない自分にはちょっと歌詞のインパクトが強すぎた。
今はアルバム全体の流れがどうこうというより、ただ単純に歌に引き込まれたい、そういった心境です。
詞のメッセージ性の力強さに本当に驚かされました、ここまで剥き出しのロックンロールを叩きつける若者が今の音楽業界にもいるのかと
年甲斐もなく少し感動しました。後DVDも拝見させていただきましたが「こどものうた」これもまた凄いな…うん、凄い。
正直詞が生々しくて好きじゃないという方もいるかもしれない、声が合わないと思う方ももちろんいるだろうと思う。
だがそういった方々も「こういった歌を歌える若者が居なくなったら音楽は終わりだ」と思うのではないか。
少なくとも自分は今後も頑張ってほしい、歌い続けてほしいと思いました。
こういった才能のある若者を押せる日本の音楽業界はまだ"捨てたもんじゃない"なと少し安心出来しるような
これからの未来に対して、少し希望が持てるような衝撃度の高いアルバムでした。有り難うございました。