サンライズ ロボットアニメ大鑑
今回のCDはアナログ時代のアニメ盤やCD黎明期に1度デジタル化しただけのオープニング、エンディング、
挿入歌、EP盤で言えばB面で、サントラもvol.2が、発売されてやっと収録される音源が目白押し。
通勤用ウォークマンに速攻取り込みだぁ!
今みたいに1クールで覚えきらないうちに歌が変わって、本編の内容と何のつながりが、あるのかわからない
タイアップ曲なんてものは無かった時代のものばかり。
作詞、作曲家がその作品のために書き下ろして歌手が魂込めて吹き込んでた分業の熱い時代、編曲もそれぞれ
カラーがあって秀逸。イントロだけで熱くなる。
自分たちで弾ける楽器でしか編曲できないバンド系とはやはり聞こえてくる音が違う。
再生機器の性能向上もあり昔は聞こえなかった隠れた楽器の音に結構驚きました。(文字通り曲を編む)
MIO(当時)がレコード収録時にあまりの声量にメータが振り切れたという逸話が懐かしい。
土曜5時30分の富野アニメの歌手起用方 串田→MIO→鮎川→森口への挿入歌から次の番組での主題歌へのステップアップも懐かしい。(ガンダム系は未収録よ!)
学生時分に半年から一年かけて流れ続けたアニメ主題歌は、もう忘れようがない。
世の中ではマイナー扱いでも当時放映されていたベストテンで何週連続1位より私には強烈でした。
近年どの音楽会社も番組&声優もしくは"アーティスト?”のタイアップばかりだし、キングも
「林原めぐみ」での成功体験以来このビジネスモデルを主軸にしてきたためにどうも古くからの
アニメ音楽ファンを大事にしてくれなかった。
で、やっと重い腰あげてくれた。うれしい限り。
四半世紀前のアニメ音楽に携わった当時若かったスタッフ、またこれを見て聞いて育った世代が音楽・映像業界の
重要なポストに就いていて、お互いその番組に対する情熱を共有できる最後の時期です。
またマスターテープの磁気消失、劣化状態やレコードメーカー統廃合による音源の紛失等々、すでに遅いくらい。
淘汰されるレコード会社の中、老舗として生き残って数あるアニメ音源をちゃんと残しているキングレコード
ですが、こんなすげ〜主題歌集は今のスタチャの商売スタイルでは発案出来なかったでしょう。
企画を持ち上げた氷川竜介氏に感謝。
70〜80年代頃のアニメ音楽はそろそろマスター音源を手入れしないと二度と取り戻せなくなる。
主題歌集の次は各アニメBGM集の復刻を願う。
でもって今回は待ち望んでいた曲が入ってなかったので星一つマイナス。
それは今回は取り上げられなかった映画版ザブングルグラフィティの主題歌「GET IT!」のB面に収録されていた
MIO(当時)の「Coming Hey You」だ。
「GET IT!」や「HEY YOU」よりいい曲なんだよ〜!、いまだCD化されてない。
できれば旧ワーナーパイオニア系と旧東芝EMI系、ビクター系も救済してくれるとうれしい。
最強ロボ ダイオージャ DVDメモリアルBOX
まさにタイトルの通り、待ちに待ってました。
スーパーロボット物の全ての要素が詰まった傑作の満を持しての登場です。
かの“先の副将軍”を下地にロボット物を作ろうとは、
まさか誰も考えませんでした。
ミト王子、スケード、カークス達を初めとする
魅力的なキャラクターが織り成すストーリーはわかりやすく面白い。
ダイオージャとコンバトラーV、トライダーG7、
この3体が私的最高スーパーロボットなので、
先に発売されるトライダーG7(2005年9月23日発売)と併せてお勧めです。
あとはコンVが出れば・・・w
スーパーヒーローVSスーパーロボット魂2000
SRSはもちろん、SHSも入っているお得な一枚です。
SRSはおなじみの曲も多いのでちょっとマンネリ感がありますが、なかなか選曲はいいのではないでしょうか?
SHSは個人的に好きな歌がたくさん入っています。宮内タカユキ氏のバイオマン、すべては君を愛するためにや永遠のために君のために、ドラゴンロード(仮面ライダー多いw)あたりが気に入ってます。
選曲はいいですが、全部聞き終わった後の個人的な盛り上がり的にSRS2003の方が良かったので、星4つとしました。