マール王国の人形姫
おとぎ話のようなストーリー、キャラクターが歌を唄い踊るミュージカル風の明るく楽しい演出、ちょっとシミュレーションゲームっぽいけれど初心者でも楽しめるやさしめの戦闘。そういった様々な手法で、プレイヤーをぐいぐいとマール王国の世界にひき込み楽しませてくれます
マール王国の人形姫公式クルルのひみつ手帳 (電撃攻略王)
様々な内容がぎっしり凝縮された一冊です。
シナリオ攻略はちゃんと最後の最後まで、
仲間になる人形たちのサブイベントもしっかり網羅されています。
また、仲間にできるモンスター全てのデータも掲載されていますが、
習得する魔法・特技一覧は近眼の身にはいささか細かすぎたかもです。
加えて、全ページフルカラーで、販促や広告に使用されたイラスト、
設定画なども掲載されており、読み物としても充実していました。
費用対効果に優れた、よく出来た一冊だと思います。
マール王国白書―マール王国の人形姫+リトルプリンセスマール王国の人形姫2 (KSS books)
マールファン必見です。確かに入手困難ですが探して買う価値ありです。カバー裏には楽譜(2曲)もあり、イラストも充実してます
マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のうた
移植具合やシリーズファンの方の具体的意見は他のレビュアーの方がいっているので割愛します。
私は元々最近のストーリー主導型RPG(最近というかスーファミのFFあたりからスタンダードになった)はあまり好きではありません。
ですのでこのゲームも安かったので、期待せずに買いました。
もちろんシリーズ初プレイです。
そんな私がゲームクリアした感想としては…
正直予想以上に面白かったです。
基本、ゲームデザイン的には目新しさはなんらないスタンダードなスタイルのRPGです。
ですが、ストーリーがいい。
かなりベタベタで乙女チックな内容ですので、好みは別れると思いますがこういうのが嫌いじゃない人には楽しめると思います。
登場キャラも立っていて、ドタバタ劇を繰り返し、ほんわかしつつ進んでいき、時にシリアスに、時に悲劇的だったりでベタベタな王道ストーリーながらなかなか楽しめます。
作りも丁寧で、プレイヤーがストーリーにすんなり入れるようにゲームとしてストーリーをいかに魅せるかのトータルバランスが高く、愉快なキャラとベタだけど秀逸なストーリーを誰もが楽しめるように配慮されてます。
基本的ゲームデザインはボス以外の戦闘バランスがオート任せで大丈夫なくらいのぬるゲーともいえますが、サクサクとテンポよく進むのでストーリー主導型RPGが好きな方、こういうタイプのストーリーが好きな方には文句なくオススメです。
欠点としては総プレイ時間が短いことと、(オマケストーリーをいれて18時間くらい)DSの限界なのかミュージカルRPGと銘打っているのにイベントでキャラボイスが全くないことくらいでしょうか。(キャラが立っていて、ドット絵ドタバタ劇がかなりハイレベルなんでボイスがないのは残念)
以上を考慮して、
「文句なしの名作!」
とはいわないまでも、充分素晴らしいRPGだと思います。
リトルプリンセス マール王国の人形姫 2 ドラマCD
これは何度聞いても飽きません!
マールファンなら買って損のない買い物です!
マージョリーとアクージョ達のやりとりはいくら聞いても飽きません!
声優も豪華で笑えます!