聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編 主題歌
静かに星矢の記憶が蘇ってくるようなOP(地球ぎ)はとても良かったです。
一応、アニメでは地球ぎがグランドオープニングでオープニングがペガサス幻想なんですが、
静から動へテンションがあがるようにうまくなっていましたね。地球ぎでゆっくりと優しく
目覚めの声をかけてくれて、ペガサス幻想で懐かしさを刺激し完全に星矢を蘇らせてくれました。
グランドエンディングの君と同じ青空も美しくしっとりとした曲で熱き戦いを冷ましてくれる癒しのイメージでした。まつざわさんの歌声も歌心が伝わってきてとても良いです。
疲れた時に聴きたくなります。元気がじわじわ沸いてきます。
もし、また星矢を担当することになったら是非お願いしたいアーティストのお一人です。
聖闘士星矢大全 (ジャンプコミックスセレクション)
数ある「漫画公式ガイドブック」の中でもトップクラスの満足が得られる一冊でした。
原作絵柄のカラーページ、コミックス版や文庫版ではやや小さめの「聖衣解剖図」もA5サイズで非常に見やすくまとめられています。
コミックスではそれぞれの巻末ページを読む必要がある所を「一冊で一気に読める」のはとても便利です。
「読みやすさ」「情報の豊富さ」「読みごたえとしての爽快感」はいずれも価格に見合う内容。
漫画ガイドブックの基礎の基礎、としても完成度は高いと思われます。
風の聖衣 挑戦シリーズ3 (挑戦シリーズ) (集英社文庫―挑戦)
元刑事村沢は傭兵水野竜一を単身、南米ペルーまで追いかけて来た、何の為に、男と男の己の存在を賭けた極限の死闘が、読者の生への渇望という人間の本能とは何かという根源的命題を問いかけるだろう
砂漠の女王 [DVD]
この物語は、貧しかった為に親に身売りされた、ルツの幼少期から始まり、やがて神官となり、国王にまで見初められますが、ユダヤ人の金細工師、マフロンとの恋を貫き、自分のこれまでの身分と信仰を捨てます。その後、義理の母ナオミと一緒に、ベツレヘムに帰るまでの前編と、寡婦(かふ)となったモアブ人、ルツを嫌うナオミの故郷ベツレヘムのユダヤの人々との確執、その裁判で市民権を得て、ボアズとの結婚に至るまでの後編で、構成されており、波乱に満ちたルツの半世紀が綴られています。
主役のエラナ・イーデンは、この脚本の為に選ばれた、大変気品のある美人さんです。又、相手役の男優はイケメン揃いで、特にトブ役の男優は、中村獅童さんにそっくりで驚きました。脇を固める役者さんも緻密に計算されており、楽しめます。
旧約聖書を基にした、宗教映画と謳っていますが、ラブロマンスです。宮廷でルツを口説くマフロンのセリフ(上手です)や、キスシーンはとても情熱的で、素敵です。何と言っても脚本のできが良く、ルツが、あなたを愛する為に生きてきた。といった類のキメゼリフが要所要所に出てきます。会話のシーンは丹念に作られていて、好感が持てます。
裁判所では、当事者同士が語りあう迫真の場面があり、思わず引き込まれます。ハイライトは、結婚式でのやりとりですが、どうなってしまうのだろうと、予断を許しませんでした。
作品のイメージとしては、「情婦」のような裁判劇にスペクタクルな味付けがしてある史劇といったところでしょうか。一筋縄ではいかないハッピイエンドで、大変良くできています。私はお勧めします。