Please Don't Ever Change
パブロック自体 特定の音楽形式を持たなかったが何れのバンドもアメリカ音楽のベーシックな部分と接触する志向性を持っていた。Nick Lowe,Ian Gommを有するBrinsley Schwartzはカントリーロック的なフィーリングを看板にR&B,オールドポップス・ロックンロールからレゲエに至るまで幅広い音楽を独自のアレンジで聴かせる「英国のThe Band」と呼ばれた。
本作は彼らの5作目でDave Edmundsがプロデュースした次作"The New Favourits Of"と並んで彼らの代表作と呼ばれている。
#1 イアン・ゴムの名作でスタート。レゲエの軽快なビートに軽やかに乗る#2 3連ロッカバラードの#3 クリケッツの演奏で英国でヒットした ゴフィン/キング作の#4 前作収録のロカビリーブギナンバーをLive収録した#5 後にRockpileで再演される#6 Nickさん作ラテンナンバーの名曲#8 '73年に「ヒッターズ」の変名でリリースされたレゲエナンバーのカラオケ#10と個々の楽曲のクオリティは高く、雑多な音楽性さえ微笑ましい。
英国ビートグループの伝統を受け継いだ粋なアンサンブルを聴かせる「愛すべき野郎ども」による名盤です!
シングス・パブ・ロック・クラシックス
国内盤を購入。彼女自身の解説の対訳、歌詞付き。ニック・ロウ関係のカヴァーをやってる女の子ってことで、ついついカーレン・カーターを期待してしまうのですがカントリーっぽさがないし声の魅力もいまいち。彼女自身も「ALMOST BLUE」が一番好きというようなことを書いているので我々のイメージするパブ・ロックとは若干認識が違うのかもしれません。ふと入ったライブハウスでこんなバンドが演ってたら、かなり楽しい気分になるのは間違いない。でも音盤として繰り返し聴くかと言うと実際にプレーヤーに載せることは稀です。
Surrender to the Rhythm
日本ではカルト人気。ルーチーな演奏。ダウントゥアースなリズムが光る。10点中10点 イアンデューリー、エルビスコステロ、エース、ドクターフィールグッド、ボビーチャールズ、バンモリソン、ザ バンド、バッファロースプリングスフィールド、グレイトフルデッド、クロスビースティルス&ナッシュなどのユーザーのかたに御利用いただけます。