THE レイプマン1;THE RAPEMAN 1 [DVD]
いくら相手が極悪非道の女とはいえ、婦女暴行を肯定する内容は絶対に許されない。
その気遣い故か、仕置き描写は意外とオーソドックスな創りで、政治家同士による選挙中のスキャンダルに焦点を合わせた社会派サスペンスに仕上がっている。
漫画のように【∞(ヨコハチ)無限大】や【スクリュードライバー】etc.アクロバティックな超人技は一切使用せず、ストレートな攻撃で犯人を責め上げ、悪事を群集に白状させる勧善懲悪の展開は、『ザ・ハングマン』を彷彿とさせ、懐かしい。
普段は頼りない女子高教師だが、裏の顔は悪女に天誅を下す最強マスクマンに変身する主人公を沖田浩之がメリハリの効いた演技で引き締める。
元締めのオッサンの梅津栄との軽妙な掛け合いも面白い。
ターゲットも、小川美那子、朝比奈順子etc.かつて日活ロマンポルノで活躍した名女優達が貫禄充分に悪女ぶりを見せつけ、物語の暗部により深みを加えているのもポイントである。
完全なるタブーのテーマ、加えて主演の沖田浩之が謎の自殺を遂げてしまい、現在は完全封印されている作品だが、昔の何でもありでヤンチャだった『土曜ワイド劇場』や『必殺シリーズ』の延長上と思えれば、それなりに楽しめるシリーズではなかろうか。
趣旨の是非はともあれ、封印するには実に惜しい作品である。
【ぽろりデータ分析】
《全編》
75分
《お楽しみ時間/下着etc.も含む》
約10分
《お楽しみ時間所有率》
13.3%
《プロポーション》
★★★☆☆
《芸術度》
★★★☆☆
《物語性》
★★★★☆
《エンターテイメント性》
★★★☆☆
《興奮度》
★★★☆☆
《オススメ度》
★★★☆☆
合計★19
では、最後に短歌を一首 『毒花に 噛ます天罰 情を(錠)を掛け 歪む雌しべは 裁きに屈す』 by全竜
日本海大海戦 海ゆかば【DVD】
この映画は1983年東映による作品である。
沖田浩之演じる軍楽隊隊員が主人公であって、日本海海戦は刺身のつまである。
日本の戦争映画は、1980年ごろから女子供が泣きわめくような作りになりだした。
この作品もその一種だろう。
日本海海戦の映画をみたければ、1969年の東宝による『日本海大海戦』の方がよい。
日本の戦争映画がまともだったのは、1980年の『二百三高地』がぎりぎり下限かもしれない。
この作品では『坂の上の雲』で描かれている水兵が海戦前に新品の下着に着替える場面や、
秋山真之がバルチック艦隊発見の報を聞いて小躍りする場面などがあり、東宝版にはないよさもある。
しかし、その場面にいたるまでの緊張感がまるで描かれていないので、とってつけたようである。
この作品も東宝版も、東郷平八郎は三船敏郎が演じている。
東宝版では描かれていない場面をおぎなう意味で、この作品をみるのも一興かもしれない。
大江戸レイプマン [VHS]
大ヒットシリーズ「THEレイプマン」が装いも新たに江戸時代に登場。主演は沖田浩之。バットマンスーツのパクリ?衣装で依頼された女をレイプ仕り候していく話。江戸時代にレイプだとかSMだとかツッコミ所は満載だがそういうのは野暮であり、主人公のキメ台詞「泣けるぜ」である。レイプマンの表の仕事場(銭湯の三助)の女将さん役に青山知可子が出演しているが、これっぽっちも脱ぐことはなかった。しかし豊乳の間宮沙希子がレイプマンに犯されて、その後他の暗殺者に殺されてしまうという役で出演しているし、その暗殺者のボスに水谷ケイが出演し、綺麗なオッパイを披露しているので、青山知可子の爆乳を補って余りある活躍である。その他日向まりか、谷川みゆき、深田みき、杉下なおみ、美里流季などが裸役などで出演している。
大江戸レイプマン・女淫処刑人 [VHS]
大ヒットシリーズ「THEレイプマン」の江戸時代版第2弾。主演は沖田浩之。共演に西尾拓美と青山知可子(脱ぎなし)と前回同様。今回は生娘(三浦綺音)をレイプしたオランダ人に復讐する話。ケースカバーでは三浦綺音も脱ぐのかと思わせる姿だったが、結局これっぽっちも露出なし。オランダ人の娘(テレサリン)が巨乳を振り乱して最後に「ウタマロ」と叫んで昇天するのは笑えた。
フットボール・タイム
2002年FIFAワールドカップでお馴染みの、ヴァンゲリス【ANTHEM(シンセサイザーver.)】
国際試合などには欠かせない、GOTAの【WORLD SOCCER ANTHEM】
など、フットボールが持つ雰囲気に相応しい曲が収められています。
ワールドカップを観るなら、ANTHEMを聴くとより盛り上がるのではないでしょうか。
その他、
全国高校サッカー選手権大会のテーマソング【ふり向くな君は美しい】
アニメ・キャプテン翼のOPテーマソング【燃えてヒーロー】
など、とにかく馴染みのフットボール・ソングが多数です。
何気なく・・・といった感覚でもじゅうぶん楽しんで聴くことが出来ると思いますよ。