Piece 5 (フラワーコミックス)
少々ストーリー展開が複雑で、登場人物もだんだん増えてきてますし、
時間軸も現在と過去が入り乱れて描かれるので、
一読しただけではなかなか理解できない気がします。
特にこの5巻で特筆すべきは、成海のお兄さんを探す過程で水帆が知ることとなる
身近な人間の感情の裏表が目を背けられないほどに真っすぐに描かれていることで、
読んでいてちょっと重いなあと感じました。
でも、当の水帆はそのあからさまな感情を受け入れた上で、前に進もうと強くなっているので
これからどんな風に成長するのか楽しみでもありますが。
1巻を読み始めた時のようなサスペンス的要素は徐々に感じられなくなり、
その代わりに奥の深い人間模様を見せつけられている感じです。
5巻を読む前に1巻から読み直した方が良かったかもとちょっと後悔しつつ
レビューを書いてます。ここまで広がった物語をどんなふうにまとめるのか
はたまた広げるのか、今後の展開を楽しみにして、次巻を待ちたいと思います。
砂時計 5 (小学館文庫)
植草杏は12歳の冬に離婚した母親と共に母親の実家、島根に引っ越してきた。田舎独特の雰囲気になれない杏だったが、近所に住む大悟との出会いにより、徐々に自分の場所を見つけていった。現在、過去、未来をひめる砂時計の行方は・・・!?
話がとってもおもしろく、誰が読んでも胸打たれるものがあります。絶対に読むべきです!というかぜひぜひ読んでみてください!!
砂時計 DVD-BOX I
原作も読んで、昼のドラマも見ていますが、
原作には出てこないダイゴの婚約者アカネの存在をどう受け止めるかで
この作品の評価は大きく分かれると思います。
個人的には微妙。。。。。
原作ファンの方はレンタルで一度確かめてから買うことをオススメします。
砂時計 (8) (Betsucomiフラワーコミックス)
ひねくれモノの私は、アンハッピーながらもハッピーエンドに終わる話が好きです。
「砂時計」も、「最後、大悟とは違う人と結ばれる」けれども、主人公は幸せでしたって話なのかな〜って期待していましたが、結局は「大悟とハッピーエンド!チャンチャン」でした。
他のビュアーさんもおっしゃるように最後があっけなかった。クライマックスは本編最終巻の、自殺未遂、無事生還、そして最後神社で大悟の幸せを祈る所。そこで、終わった方がよかったかな〜って思います。あとは、読者のご想像にお任せします・・ってかんじで。ラストページで、杏とその子供らしきシーンがあり、父親の顔は見えないって終わり方がよかったな〜と思います(勝手にラスト変えちゃいましたが)
そうそう、今春、ドラマ化するそうですが、昼ドラのため、社会人の私には関係ないですが。
なんでも、子供時代の杏は、美山加恋ちゃんだそうです。(現時点)
砂時計 (7) (Betsucomiフラワーコミックス)
私はあんまり涙もろくナイんですが、もぅホントウにメッチャ泣きました。大吾と杏の切ない思いがとても表れていて、杏のチョットたよれない思いと、大吾の男前な思いがとてもいいです(*^。^*)これは、絶対買った方がいいですよ!!これで、泣かない人は(多分)いないと思います。 恋をしてる人にはもってこいのマンガだと思います!!