平日の休日
ヴァケーション・アルバム、というコンセプトのベスト・アルバム。タイトルに示されているように、平日の中に見つけたささやかな休日に、心を安らかにして聴きたくなるような柔らかな曲ばかりを11曲集めています。
1曲を除き、すべて既発表曲であることと、「透明な時間」「透明な時間2」を発表した直後とあって、このアルバムを聴くことに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。けれども、鮮やか、と表現できるほど、印象に残るドラマティックな曲を多く発表するS.E.N.S. にあって、これだけ穏やかに、時の流れをそのままに受け止めたくなる曲を集めたアルバムは、とても新鮮で、すでに多くのアルバムを持っている方にも、S.E.N.S. の世界にこれから入っていこうという方にもお勧めできる作品です。
参考までに、各曲のオリジナル収録は以下のとおりです。
1. 人と時と風の中へ~エピローグ
〈11th アルバム「組曲 人と時と風の中へ」収録〉
2. Flowers
〈本アルバム 初収録〉
3. Daydreaming
〈8th アルバム「TOKYOITE」収録〉
4. Tears
〈6th アルバム「月の石と、地球の水」収録〉
5. Peace of Mind
〈17th アルバム「Palace Memories」収録〉
6. Fine
〈27th アルバム「Fine」収録〉
7. Brightness
〈25th アルバム「Wish」収録〉
8. 出逢った頃の君でいて
〈14th アルバム「出逢った頃の君でいて」収録〉
9. Rainbow on the Moon
〈9th アルバム「スペース・オズの冒険」収録〉
10. 陽光
〈11th アルバム「組曲 人と時と風の中へ」収録〉
11. Heaven's Song
〈21th アルバム「Flying」収録〉
Flying/フジテレビ系ドラマ「ミセス シンデレラ」オリジナル・サウンドトラック
ご案内させていただきます。資料によるとすでにアルバム20枚以上をリリースしているとのこと。かなりの多産な音楽家。テレビを見ない私にはあまり必要もない音楽かもしれない。
で聴いてみてどうかと言われれば。かなりまずいんじゃないのかな。んじゃ~~どこが具体的にだめなのよ。
それはね、個性がないってこと=またはオリジナリティーがないってこと。聴いててもぜんぜんシグニチャーサウンドを感じないもの。いわゆる『にせものニューエイジミュージック』だな。
それじゃあああなぜゆえにそうなるのか?日本は売れっ子になるとアルバム製作依頼が鬼のようにくる。この人たちもおそらく仕事が早くそこそこのレベルのサントラをリリースできるのだろう。
だからといってこういう手抜き仕事は許されない。音楽家が消費されつくすということはこういうことを言うのだろう。いくら金になっても己の音楽性を下げるようなことはしないのが賢明だろう。だがしかしここ日本ではテレビの回転はおそろしく早い。がんがん仕事をこなさないとまずい。
だからこういう印象に残らない個性のないBGMになるのだろう。、またこういう音楽に対してチェック機能が働いておらず。レベルの上下を判断できる人間が存在しないのも致命的だろう。映像が存在しなくても自立できる独自のサウンド世界を=仕事をけってでも構築、確立すべきであろう。(5点)
MoonLight
HNKの「故宮」から名を知らせ
ドラマ音楽でもサントラの売り上げが良い
男女ユニットの作曲家「S.E.N.S」の一人の勝木さんのボーカルです。
悲しいようで、懐かしいようで、でも寂しいようで・・・・
彼女のその歌声と幻想的な世界が、ふと月明かりな夜空を見上げたくなります。
恋愛集
今S.E.N.S.のCD届きました。とってもいいです。涙がでます。
毎日の生活をゆっくり振り返る時間があります。そして癒されます。優しい気持ちになれます。
私はS.E.N.S.の楽譜は持っているのだけど、CDは初めて買いましたがいいですね。是非主人にも聴かせたいな~。