Shall We Hula? 松坂慶子とはじめるフラ入門[DVD付き]
フラの教本を探していて、見つけました。
教本のなかでは比較的手ごろな値段なのが決め手になりました。
入門とうたっているとおり、ハワイもフラも初心者の私にとっては必要な情報が過不足なく入っていて、お得な感じ。
デザインとか、写真とかがきれいな本なので、ノウハウ本だけど手元においておきたい感じもいいです。
松坂慶子さんて、いくつになっても、かわいいですしね。
武士の家計簿(初回限定生産2枚組) [DVD]
内容はアマゾンのストーリー紹介で手際よくまとめられているとおりです。
それを読むといかにも地味そうな作品ですが、実際とても地味でした。感情の起伏も、派手な展開も、強い主張もない。こんな地味な作品も珍しいんじゃないかというくらい。
それでもなぜか引き込まれました。余計なものはないが必要なものはある。そんな感じ。
分をわきまえているといってもいいかもしれません。分をわきまえる清々しさが映画を貫いています。内容もそうなんだけど、きっと監督も役者もみな分をわきまえているのだろうな、と思わせます。それこそが監督のメッセージかもしれません。合掌。
関ヶ原 [DVD]
これ以上の時代劇は、ない。レビューされておられる
方もいるが、この「関ヶ原」は現在の大河ドラマなどとは
まったくレベルが違う。
正義の人・石田三成を配役するとして、加藤剛以上の俳優が
古今東西にいただろうか?一日三度歯を磨くという加藤剛の
清潔感はまさに三成そのものであった。
森繁の家康と、三国の本多正信。二人が薄暗い部屋で作戦
構想を練り上げる様は、一挙手一投足までイメージどおりだった。
音楽に難癖をつける者がいるが、音楽こそ実は計算された
素晴らしいものだったと思う。音楽は、重厚で重みがあり、
ピッタリだった。もし今の大河のようなふざけた音楽なら
名優の白熱も一瞬にして水泡に化すところだった。
森繁演じる家康は、ラストシーンで、三成の忠臣ぶりを想起し
泣いていた。その演技は神技に近い。森繁以外に任せられないだろう。
一回見た方はご存知かもしれないが、太閤秀吉が大坂城で倒れた
とき、びっくりしている諸侯のなか、森繁演じる家康の表情を
見て頂きたい。これから始まる関ヶ原7時間がどういうものになるのか
12分に語りつくしています。脱帽の上、さらにカツラまで取るべき演技力には感動した。
とにかく、すべてにおいて完璧。けなす所が見つからない。
辛口レビューの多い私ですが、お手上げ。若い人は、いまの内に
これを見ておけば、一生印象に残るでしょう。日本映像史の
NO1と言ってよいだろう。