Spike The Best 428 ~封鎖された渋谷で~
物語の舞台は渋谷で、5人の主要人物の話を進めていき、頻繁に出る選択肢の中から最適なものを選んでいくことでエンディングへと向かっていくというシンプルなものだ。
登場するキャラクターはとても魅力的で、一人ひとり強い個性がありながも、それがストーリーとすごくマッチしていて素晴らしいと感じた。
少し賛否のある『KEEP_OUT』システムだが、これはとても良い仕組みだと思った。
一人の主人公の話をだらだら読み進めていくよりも、途中でこれが入ることでいい具合に他の主人公と絡み合っている。
文字通り、5人の主人公たちの連動によって物語が進んでいることをプレイヤーも実感できるよう設計されたシステムだといえる。
昨今のゲームでは美麗なグラフィックや自由度の高さなどが重視され、一本道で文章を読んでいくだけのこの作品(サウンドノベルというジャンルにおいても)は明らかに時代にそぐわないものとなってきている。
しかし、この作品で織り成される人間模様はアンチャやRDR、GTAにはない魅力を放っている。ユーザーを物語の世界へ引き込む力は決して負けていないと感じた。
HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray]
Amazonのおすすめ商品で水谷豊が出ているのでつい、買ってしましました。座敷わらしをだすなんてちょっと非現実ではないかと思いました。けれどそのほうがよかったと感じました。もうこれ以上は考えつかないのでここで終わりにさせていただきます。
『相棒』10周年メモリアルBOOK 杉下右京10years (ぴあMOOK)
『相棒』の作品世界を余すことなく通覧した証言集。
主演の水谷豊さんについては、さまざまな媒体で折に触れインタビュー記事が出るので、特別ということもないが、『相棒』の生みの親というべき脚本家・輿水康弘氏のコメントは滅多に聞けないので、大変貴重だ。レギュラー陣の人物造形の経緯など、「ふ〜む、なるほどねぇ」というところ。特に神戸尊のキャラクター造りに関しては、作中での言動・振る舞いに照らして実に腑に落ちる絵解きをしてくれていて、この部分だけでも読む価値あり。ますます『相棒』の今後の展開が楽しみになるというものだ。
なお本書の場合、ストーリーガイドは至極あっさりと済ませている。そちらは過去に日本工業新聞社から出た『オフィシャルガイドブック』にお任せということなのだろう。ファンであれば当然購入済みのはずで、「今更」だし、まずは妥当な判断だと思う。
唯一不満があったのは、付録。グッズそのものは良くもなし、悪くもなしなのだが、書籍本体に両面テープで貼り付けてあるのには閉口した。テープが残らないように綺麗に剥がすのに、結構神経を使わざるを得ないのだ。「キリトリ線に沿ってページをハサミで切り離してから、付録を取り出してください。」なんて注意書きがされているけど、そんな本を毀損するような真似はしたくないですよ、普通。その辺、配慮が少し欠けていると感じるので、星一つ減点。
YUTAKA MIZUTANI LIVE TIME CAPSULE ~ YUTAKA MIZUTANI CONCERT TIMECAPSULE TOUR 2009 ~ [DVD]
7/4の大阪と福岡のコンサート行きました。大阪では、最前列の中央でした。感激で胸がいっぱいになりました。後日の地元の福岡でのコンサートは、最後尾でしたが、また違った感覚で充分楽しめました。23年前には、子供たちも小さくてコンサートには行けなかったのですが、水谷さんと一緒に年齢を重ねてきて〜行ったコンサートは、また、ひとしおでとっても良かったです。テレビで見るそのままの変わらない水谷さんにますますのめりこんでしまいました。
「コンサートまたするよ」の神の声を信じて期待して待っています。
その間は、このコンサートでのDVDで楽しむことにします。豊さ〜ん明るいその笑顔が大好きで〜す。