CM NOW (シーエム・ナウ) 2012年 05月号 [雑誌]
今更言うまでもありませんが表紙の前田さんは先日、AKB のメンバーを卒業することを発表しました。
ファンや芸能界に大変な衝撃が走ったのはさておいて、今春もAKB の新作CMが相次いでいます。
前号で紹介できなかったCMを含めて特集は全14社26ページ展開、前田さんの卒業に気落ちしている方も
これで元気付けられることでしょう。WONDA 全90タイプのCMでは、誰がどんなセリフを発しているかが
判り、鑑賞への助けとなります。
新垣さんもNTT 東日本のCMに長年出演されているということで、今号では2005年から12年まで振り返る
コーナーが設けられています。息の長さが感じられると同時に、懐かしさも覚えるような企画でした。
新作は9名。とりわけカルピスの能年さんと東京ガスの未来さんは今後の活躍が期待される逸材です。
以下は内容紹介の補足となりますが、この季節ならではの「予備校イメージガール」や若手に着目した
「登竜門の今」など、今まで以上にトピックが豊富で読み応えのある号という印象を強く受けました。
「パンテーン」のCMに出演している6名を取り上げた別冊付録の小冊子も見逃せません。
天然コケッコー [DVD]
日本映画の金字塔とのコメントに大賛成!!素晴らしい映画です。特に筋もなく、盛り上がりもないけれど、少年から青年へと移りゆく時代を、淡々と描くことで、自分の同じ時代がどんなだったか、どういう恋愛感情を持ったのか、家族関係は、友人は、学校は、とほろ苦く、甘い時代のことを色々思い起こすことになるでしょう。
カメラワーク、撮影がとにかく素晴らしい。役者たちも、皆自然で、自然すぎるほどで、映画であることを一瞬忘れさせます。
原作は漫画ですが、これだけの映画に仕上げられる監督の腕前は凄いと感心。
映画「砂時計」オリジナル・サウンドトラック
全26曲ですが、通しで聴いても40分ほどで聴き終えることができます。メインテーマが
とてもいいので、もう少し長く聴かせて欲しかったなぁ…という気はします。
映画を観て気に入った方はきっと、シーンを回想するたび涙腺が緩むことと思いますし、映
画を見たことのない方にとっても、BGMとしての値打ちは十分あると思います。
私個人は、ヒロインの水瀬杏を演じた松下奈緒さんのピアノ伴奏の入った、10曲目と26
曲目がお勧めです。いつか映画にも登場する、夕暮れ時の琴ヶ浜で聴きたいなと思ったりな
んかします。
カレ、夫、男友達 [DVD]
小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を原作にしたドラマで
30歳前後の3姉妹を主人公に、それぞれの恋愛模様を描いた話。
恋愛をテーマにしているとはいえ、
微笑ましいものや憧れるタイプのノリではなく
むしろ自堕落で流されやすい男女の感情をテーマにしたもの。いい意味でリアル。
3姉妹はそれぞれ男性関係でトラブルを抱えており、
容赦なく悪い展開になっていくので目が離せなくなる。
ラストはややあっけない感じがしたが、全8話という短さでテンポもよかった。