ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第3番 [DVD]
ホームシアターで鑑賞していますが画質、音質ともに最高の逸品です。
元々がハイビジョン用、SACD用に撮ったものなのですばらしいです。オーディオが趣味でクラシックを聞き出したこともありこの盤に出会いほんとうに幸運だと思っています。
演奏もバランス感覚に優れ抑揚がきいていてとてもいいです。この曲はブレンデル盤をはじめ何枚かCDを持っていますがそれら名盤と比較しても遜色の無いものだと感じました。ピアノの音がオケより若干強めに感じられますが私的には好ましい収録です。仲道さんの美しさも演奏に花を添えています。
価格が若干高かったので購入を躊躇していましたが早く買えばよかったと思っています。
協奏曲 DVD-BOX
魅力的なキャストと揺らぎのあるストーリーは上質な大人のドラマとして当時新鮮でした。
若い盛りを過ぎた中年男性と若い男。その間で揺れ動く一人の美しい女性…… 今思えば、クロード・ソーテ監督の南仏を舞台にした印象的なフィルム【夕なぎ】を下敷きに描かれていたように思います。演じるロミー・シュナイダーの円熟した魅力が画面いっぱいにあふれた仏映画の秀作。名花を挟みイヴ・モンタン、サミー・フレーといった新旧の美男が、エスプリを感じさせる名演を見せます。
紆余曲折を経て友情を結んだ男性二人との海辺の共同生活に耐え切れなくなった女が去り、再び舞い戻ったラストシーンの彼女の微笑が忘れられません。まるで夕なぎの様な穏やかさと切なさを内包した映画でした。
本作も主演の宮沢りえさん無くしては考えられない程、主演女優の存在が大きな意味を持つ素晴らしいドラマでしたね。こういった上質のドラマを待ち望んでいる人には必見です。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ロシアのソリスト、オケが、母国の偉大な作曲家の偉大な曲の演奏に込めた思いが伝わる名演です。ヴァイオリンがよく歌っているのはもちろん、全体のテンポの採り方が鷹揚として(といっても遅すぎはせず、引き締める所は引き締めている)、この曲がロシアの大地に根ざしたものであることを改めて認識させてくれます。
2004年のロシアでのデジタル録音。このプライスでは十二分の音質でしょう。
他の2曲もCDの空いた時間の単なる埋め合わせではなく、何れもヴァイオリンをフィーチャーしたメロディアスな曲で、ヴァイオリン協奏曲の続きを聴いているかのよう。アルバム全体に統一感があります。
しかし、消費者にとって大歓迎とは言え、このお求め易さは何なのでしょう。衰退しつつあるCD産業界のやけっぱちでなければいいのですが。
キャッスルヴァニア 白夜の協奏曲
悪魔城ドラキュラシリーズはたくさん出ていますが、初めての方にオススメなのが今作です。というのも難易度がシリーズ中かなり低めだから初心者に遊びやすいつくりになっています。ゲーム自体は個人的にカプコンのロックマンXやロックマンゼロやデビルメイクライを少し意識したつくりになってる気がします(昔からカプコンとナムコはお互いを高めあう存在だったので)。
まずゲームは基本武器のムチに加え、ハートやMを消費して使えるサブ武器、そしてドラクエのような防具の装備があります。さらに魔導器という様々な特殊能力を持った器具や、サブ武器を強力にする魔法書などがあります。音楽とゲームの重厚な雰囲気は最高にいいです。そして敵をザクザク切り倒す爽快感が物凄いです。初期の悪魔城は敵とはダメージを受けるためにあるもの、といった位の難易度でしたが、最近の作品は敵をバサバサ倒すのが売りのようです。
GBAで出ている作品は全てオススメですが、PSでオススメなのは8年前の傑作、月下の夜想曲です。
それとアマゾンさん。他のGBA3作品は引っかかるのにこの作品が「悪魔城」というキーワードから検索できません。なんとかして欲しいものですね。
信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
知名度はまだまだ低いようですが、
製作サイドの力量なのか、個人的に、内容だけでいったら小学館漫画賞、漫画大賞、の両賞どちらもとってもおかしくない程の内容の漫画です。
また、アニメ化、映画化、ドラマ化も可能な内容で、小学館の少年漫画の中では最も先が期待できる漫画ではないでしょうか。
作者の画が少し古臭い感じがしますが、題材が題材なので、それが逆にいい味を出していますし。
歴史ものにしては、飄々としていてとっつきやすいですし、絵柄さえ気にしなければ誰でも楽しめる漫画だと思います。