ゲーム「二ノ国 漆黒の魔導士」サウンドトラック
二ノ国のCMがテレビで流れた時、その音楽を聴いて、ゲームを買おうと決めました。
このCDは、久石譲さんのそんな素晴らしい楽曲が満載です!
とくにわたしのお気に入りは、壮大なオープニングテーマです。
ゲーム中ではたぶん途中までしか使われていないので、最後までぜひ聴いてほしい!
あとはフィールドと、麻衣さんの歌う、心のかけらも感動しました。
ゲームはまだクリアしてないのですが、エンディングテーマも…!(冒頭のピアノとチェロがいい。)
全面的にオーケストラの演奏が素晴らしいので、ハズレな曲はありませんでした。
で、そのオーケストラが東京フィルハーモニー交響楽団。何しろ、弦パートがよく歌うこと!
弦首席メンバーさんは某別オケのゲストで弾いてるのを見たことがあって、
そこでも、東京フィルはきっと情熱的な演奏をするんだろうなという印象をうけたんですが、
本当に全面を通じて、ぐいぐいと引き込まれて行く演奏でした。
(久石さんといえば新日フィルじゃないの?!って最初は思ってましたが…)
今まで、ドラクエの曲とかでもダンジョン系の曲はあまり好きではなかったのに、
今回は、中でも演奏がすばらしいという理由で迷宮の曲はよく聴いてます。
(ただ、この曲、ゲーム中ではviolinのソロがあったような気がしたんですが、収録されてるCDにはないような?
ゲームでは曲をエンドレスにしなきゃいけないので、別で編曲したのかな?
それだけが、このCDでの疑問です…。)
ちなみに、ピアノを弾いてるフェビアン レザ パネさんも好きなピアニストです。
…紹介にあまりないので、思わず熱弁しちゃいましたが、
ゲームをしらない人にもこのCDはオススメです!
久石さんや大河ドラマなどがお好きな方には満足していただけると思いました。
二ノ国 白き聖灰の女王 スターティングガイド (ファミ通の攻略本)
序盤から中盤の解説としては十分参考になります。何より嬉しいのが、特典の金色ブロッケン!これだけでも購入の価値アリw最終的に公式コンプリートガイドが出て重複内容ばかりになり、攻略本としては見なくなりましたがw金色ブロッケンに免じて☆3つ!
二ノ国 漆黒の魔導士(魔法指南書 マジックマスター 同梱)
このゲームは一度発売延期になっていますが、
その時から待ち続けて楽しみにしていた者です。
エンディングは見ていますが、クリア後の隠しダンジョンなどは途中です。
マジックマスターという現実の本が付いている事、
「二ノ国」という世界観から期待が高まっていましたが、
どちらもこのゲームの本質ではありませんでした。
ゲーム内容は一言で言うと、
ドラクエ9をDQM寄りにしたようなゲーム。
グラフィックはまんまドラクエ9です。
ゲーム自体は低年齢層を意識してかなり簡単になっています。
上画面に常時「○○へ行こう」などの目的が表示され、
さらに進むべき方向に矢印が出ています。(ダンジョン内除く)
魔法を使う場面では「火を使う魔法や!」などと
ほぼ答えに近いヒントをくれるので安心です。
多分、この時点で「あぁ」と思う人にとっては地雷でしょう。
また、携帯ゲームなのに本を使うなんて邪魔……
という意見も見かけますが、要は本を開く楽しみがないということなんです。
ゲーム本編のストーリー上で本を開く機会は魔法のルーンを調べるときと、あと数回程度。
○○ページを開けとの指示があることも多いので全く能動的に楽しめません。
ゲーム内では説明書か攻略本に近い存在、と考えて考えていいでしょう。
「二ノ国」という世界観も生かす気がないようです。
冒険の舞台となる「二ノ国」と主人公の住む「一ノ国」を往復する機会はストーリー中で3度のみ。
いずれも、「○○へ行こう」の指示をうけてイベントが起きるだけです。
好きな時に行き来することもできますが、住民のセリフは「変わりません」。
大きな不満点は魔法の種類。
マジックマスターには魅力的な魔法が51乗っていますが、
猫に変身する「猫変化」、体を小さくする「ミニマム」、時間を移動する「時間旅行」
などはゲーム本編では 「登場しません」
一度使ったきりでそれ以降全く使う機会のない魔法も多いです。
2度以上使える魔法は全体の半分といった所でしょう。
私は楽しみにしていたのでマジックマスターを最初に全部読みまして、
この魔法はどういう時に使うのかな?どういう仕掛けがあるのかな?
とドキドキしながら考えていたので、正直ショックを隠しきれません。
それと、ゲーム中のジブリのムービーは少ないです。
OP直後にいくつかあって、それから暫くはドラクエ風のポリゴンムービーのみ。
やっとジブリだと思ったら、今度はラスボス前までおあずけです。
あと、ストーリーも微妙ですが割愛します。
なお、悪い点多く書きましたが、ゲーム自体は悔しいことに良ゲーです。
というか、基本がドラクエですのでおかしいことにはなりません。
戦闘はサクサクだし、イマージェンを集める楽しみもあります。
ダンジョン達成率やクエスト、隠し宝箱などのコンプ要素は収集欲を刺激しますし、
クリア後に出てくるモーヤの塔は、一階一階をアイテムを合成して作り出しながら登っていくダンジョンでしかも敵も強くやりごたえがあります。
基本がカッチリできている割に全体がちゃんと作られていない感じがします。
二ノ国 白き聖灰の女王
昔ながらのRPGを今の技術でそのまま作ったような作品です。
ジブリアニメそのままの街並み、フィールド。
色鮮やかでにぎやかで、歩いていてとてもわくわくします。
戦闘システムは良くも悪くも単純。
雑魚戦では属性の相性等なかなか戦略性もあり楽しいです。
ただ、ボス戦のバランスは大枚に感じました。
おそらく特にレベル上げしないで進める人はどのボス戦も同じような攻略法になっていると思います。
逆にゲーム慣れしていない人には、レベル上げをしないと厳しいバランスではないでしょうか。
ストーリーは素直で心やさしい少年が母親のために…という王道なファンタジー。
最後のほうにはなかなか盛り上がり私は好きです。
個人的に一番楽しかったのがイマージェン(モンスター)集めと育成です。
どのイマージェンもとても可愛い!!
個体ごとに動作も細かく作られていて見ていて飽きません。
移動しやすい街並み、宝集め、モンスター集め、クエスト、便利な乗り物に魔法
合成、カジノ、闘技場(のようなもの)
と今までのRPGにあった要素がぎゅっ!と詰まった丁寧なRPGです。
子どもはもちろん、童心に帰ってほのぼのとしたゲームをやってのんびりしたい大人の方にオススメです。
序盤から中盤の解説としては十分参考になります。何より嬉しいのが、特典の金色ブロッケン!これだけでも購入の価値アリw最終的に公式コンプリートガイドが出て重複内容ばかりになり、攻略本としては見なくなりましたがw金色ブロッケンに免じて☆3つ!