ゴジラに捧ぐ 伊福部昭 SF交響ファンタジー 全曲
『伊福部昭の芸術4 宙 SF交響ファンタジー』と同一録音。
『伊福部昭の芸術4』には、自衛隊マーチ(怪獣大戦争マーチ)」
をモチーフにした「倭太鼓とオーケストラのためのロンド・イン・
ブーレスク」も収録されています。
『ゴジラ・ゴジラ・ゴジラ! ー ゴジラ・ベスト』は、
『伊福部昭の芸術4』の「SF交響ファンタジー 全曲」と、
『伊福部昭の芸術7』の「SF交響ファンタジー『ゴジラvs
キングギドラ』」をカップリングして、定価2000円と
200円高いだけなので、お勧めです。
フランケンシュタインの逆襲 [DVD]
ハマープロダクションホラー映画第一弾記念するべき作品。B級映画と呼ばれていたが、実は一級品であります。アメリカは、プライドが高くユニバーサル映画のイギリス版リメークとして、コケ落としたが、真実は違うのである。 配給元のユニバーサル映画会社は当時TVブームで倒産寸前でした。が、この作品により、フランケンシュタイン及びドラキュラシリーズは、クリストファー・リー、ピーター・カッシングのコンビにより、大ヒット、ユニバーサル映画会社は蘇りました。オリジナル以上の恐怖を提供出来たのである。この作品は、人間の心の弱さ、高慢さを一体の人造人間という形で表現している。本質的に怖いのである。CGではなく、手作りの結晶です。一度は見る価値あり。
フランケンシュタインの逆襲 [DVD]
ハマー製作フランケンシュタインシリーズ第一弾です。
タイトルにあるようDracula役者の名優が人造人間を演じておりますが、恐怖度は非常に希薄です。
顔を多少メイクで不気味にはしていますが、Dracula役と比べても全身から醸し出すおどろおどろした雰囲気がありません。
フランケンシュタイン男爵の家に住み込むメイド役は"Horror Of Dracula"でドラキュラ城に住む女ドラキュラ役だった女優であります。
製作された時期が全く同じなので、出てくる役者も結構ダブっております。
この作品で一番恐ろしかったのは、男爵がこれから処罰されるであろうギロチンの処刑台が夜の闇の中に映し出されるラストシーンだったのでは。
ハマー作品のファンにはCollectionとして必須ではありますが、その他の方には買う必要もないでしょう。
フランケンシュタインの逆襲 [DVD]
「フランケンシュタイン」とは怪物の名ではなく、その創造主ということを明確にし、更には原作とは異なり「狂気の科学者」のイメージを定着させた作品です。それゆえ、シリーズ毎に新たな挑戦をし続けるので行動の自由度があり、制限の多いドラキュラものに対して最終作まで高い質を維持し続けた記念すべき1作で、怪物よりも博士の方が恐ろしさを感じます。現在の目で見ればスローテンポですが、男爵がまともな学徒から未知に対する過剰な探究心から正邪の区別も顧みず研究に没頭していき、「狂気の科学者」になっていくカッシングの演技は素晴く、現在のCG中心に対して、手造り、演技、演出が前面に出て好感が持てます。